2/8 on air list 「追悼・TAM ADKレコード」

追悼・TAM 2週目
今週はTAMのレーベル「ADK」特集。
ハードコア・パンク・レーベルとしても有名だが、
実は多彩な音楽性を持ったバンドの方が多かった。
一部バンドの音源は、OKレコードやSSレコーディング、P-VINE、
またはバンド自身によって再発はされたが、まだ多くの音源が未再発だ。
オーナーのTAMの失踪により経営は閉じられ、マスター・テープは
所在不明。いずれ総括したレーベル研究や全音源の発掘もされるべき。


奇形児/奴隷志願
ソノシート(1983)(CD Reissue 2007)

サウンドは、ハードコアと言うよりはブラック・サバスなどの
メタルに近かったかもしれない。
自虐的な歌詞をしゃがれた声で絶叫するヤスのボーカルは存在感があり、
「ヴォーカリスト」としてTAMが認めたのも判る。


マスターベーション/兵士トナッテ戦場ヘ向カエ
ep(1983)(CD Reissue 1999)

ミディアム・テンポの重い曲調は、これもハードコア・パンクとはちょっと違った。
押し殺した声で息苦しく歌う卑龍の歌も印象に残った。
リーダー卑龍は、解散後「トランスフォーマー」を経て、音楽シーンから身を引く。


ニウバイル/ストロベリー・ヒル
ニウバイル
元チフスの田波健が率いていたグループ。
この頃はダーク・サイケなサウンドだったが、徐々にファンクになって行く。


あぶらだこ/ランニングハイ
ソノシート(1983)(CD Reissue 2008)

この頃はコミカルとも冗談ともつかないスタイルのパンク・サウンド。
歌詞もキチンと意味が汲み取れたり、皮肉を込めたメッセージ性もあったのだが、
その後は変拍子や難解な曲展開、意味不明な歌詞など、どんどん変化していく。
ヒロトモは元変態クラブ、初代ギターのイズミは元チフス、
初代ドラムのマルは後にラフィン・ノーズ、2代目ドラムは吉田達也。
ヒロトモとイズミは、当時のDOLL読者欄で互いにメンバー募集をかけていたのが
確認できる。


LSD/ワースト・タイム
LSD
ボーカルの亜危異はG-ZETのゲストとしても参加。
典型的なハードコア・パンク。


ナース/またたび
ep-ナースII(1984)
ナース2
RBFからも作品を出していた女性4人バンドだったが、ADKでは2人脱退していて
ガスタンクのタツとエクスキュートのユーロが参加。
ポップさもある弾けたサウンドが小気味良い。


リアル/レジスタンス
ep-REAL 4(1984)
反天皇制など政治色の強い活動を続けたリアル。
この作品ではボーカルが聞き取り辛いMIXになってしまい、
その事が後にデュカスとADKの確執を産んだ。


コーマ/コーダ
7'-in a coma(1985)
キリング・ジョークを思わせるハード・エッジなギターサウンドが
印象的。ドラムは元奇形児のpoo-yan


ガーゼ/power
album-fuck heads(1985)

現在も現役!。ハードコア・パンクと言えば絶対欠かせない存在。
問答無用。ライブに行け。CD聞け。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Recommend
プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
twitter
最近のお勧め
amazon
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード