11/9 on air list 「ニッポンのロック40年」

NHK BS2で、「ロックの誕生-ニッポンロック40年」という番組が
6回に渡って放送されている。
黎明期の頃の貴重な映像や証言を期待したのだが、
目だった発見などは余り無かった。

40年と言う事は、GS(グループ・サウンズ)崩壊後を起点としているのだろうか。
確かに黎明期を支えたバンドにはGSから移行してきた人物が多い。
ただGSは、海外ロックを手本とはしているが、日本の芸能界の中で突然変異した、
jazzとかソウルとかといった1個のジャンルなのだったと思う。

GS時代に芸能界の中で歪められた怨念を晴らすが如く、
残党たちは編纂し直し、活動を続けていく。
しかし海外にお手本はいるが圧倒的に情報は少ない。
国内には其の先駆者は居ないがための、様々な誤解、曲解、誇大解釈、
多くの事項が奇跡的に混ざり合って形成されたのが
黎明期における、今現在に語り継がれてるバンドやアーティストだったのかと。
型破り、反則なんでもあり。今でも充分魅力的な音たち。


フラワー・トラベリン・バンド/satori part II
album-satori(1971)

FTBの1stは習作として捉えているが、この実質1st「サトリ」は聞き始めの頃、
東洋的音階や要素を取り入れた「対海外」的なあざとさや色物な感想を持った。
ようするに海外に対して「媚びて」いると思ってしまったのだ。
しかし、例えば海外で南部、カントリー、トラッドを取り入れてるものはどうなのかと。
日本で海外のそれを用いるのは良くて、東洋的なものはダメというのはおかしい。
時を経るにつれ、特にワールド・ミュージックの分野を聞くようになってからは、
自国圏の音楽要素を敢えて排除しようとした自分の浅はかな考えを恥じた。

フラワー・トラベリン・バンド/map
7'(1971)
当時、日本のロックは英語で歌うべきか日本語かなどと言う論争があった。
で、英語派の先鋒として考えられてたFTBはしっかりこの曲で日本語で歌ってる。
おそらく、ミュージシャン自身はそんな分けては思っていなかったのかも。


ファー・イースト・ファミリー・バンド/nipponjin
album-nipponjin(1976)

前身の「ファー・ラウト」時代より東洋的思想を追求し、FEFBでは更にそれを進化させた。
後にヒーリング・ミュージックの大家となる故・宮下フミオ、シンセ奏者の喜太郎らが
参加した。

ブルース・クリエイション/i can't keep from crying
album-ブルース・クリエイション(1969)

ブルース・ロックのカバーだけであるが、布谷文夫の後の大咆哮を予感させる
変形した唸り声の発芽が聞き取れる。


頭脳警察/銃をとれ!
album-セカンド(1972)
音楽に興味を持ち始めた頃、ZKのLPはまだ普通に石丸電気で買えた。
発禁モノを除いて、一時全部揃え聞きまくっていた。
この曲を代表とする、パンク元祖とか政治的や過激なイメージが未だ強いが、
センチメンタルな佳曲も結構ある。
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Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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