花電車/ライヴ・アット・ノーウェア1987-1989

花電車/ライヴ・アット・ノーウェア1987-1989
1980年代後半から活動していた、大阪のヘヴィー・サイケ・バンド「花電車」の
初期のライブ音源を編集したアルバムがリリースされた。
ボアダムスのベーシスト、ヒラがボーカルを担当していた事で有名だが、
ともかく当時大阪で一番音がデカかったと言われた轟音バンド。
変拍子を絡めつつ、凶暴なギターと、叫びの中に繊細さを思わせる歌詞。
今聞き直すと、野間さんのギターも、改めて凶悪と実感(笑)。
アルケミーがリリースしたオムニバス・アルバム「ウェスト・サイケデリア」に
収録されていた曲を聞いて、一発で好きになったバンドだった。
今回のアルバムなのだが、実は自分の名前がスペシャル・サンクスとして
クレジットされている。
自分が全く思いもしない内に協力をしてた形なのだが、
大好きなレーベル「アルケミー」の作品というか歴史の中に
自分が僅かでも加われたってことは、本当に「光栄」としか言えない。
憧れのレーベルと繋がりが持てるなんて、
30年前の俺だったら間違いなく失禁ものだろう(笑)
で、肝心のアルバムの内容、もう最高にヘヴィー。
それだけで充分かと思う。一人でも多くの人に聞いてほしい。
あと、「大阪で一番音がデカかった」との事だが、
この頃東京では「マーブル・シープ」が常識を逸した大音量でライブをやってて、
それに慣れていたので、花電車のライブを見たときは、
それほど「轟音」とは思わなかった覚えがある。
慣れって怖い(笑い)
スポンサーサイト