恒松正敏グループ/欲望のオブジェ

恒松正敏グループ/欲望のオブジェ
2007年にリリースされてたものを、今年ようやく入手。
リリースを知らなかった訳ではなく、単にタイミングが合わなかっただけ、
と一応言い訳しておく(苦笑)

恒松正敏、てか、やっぱ「ツネマツマサトシ」のカタカナ表記の方がしっくりくる。
最初に彼の音楽に出会ったのは、1981年にPASSからリリースされた12'盤。
(実はフリクションでの彼の演奏を知るのはもっと後になってから)
この12'での、無機質な近未来的マシーン・ビートに強く惹かれた。

しかし、その直後に出会った「EDPS」の、硬派な骨太のロック・サウンドには
もっと心惹かれ、直ぐにフェイヴァリットなミュージシャンになったのは言うまでも無い。
EDPSの出すレコードは全部買い、ライブにも通った。
しかし1984年5月の日比谷野音でのライブで実質的に解散。
そのライブ最後で、恒松正敏さんが空中高くギターを放り投げ、
コンクリートの地面に叩きつけられた時の残響音は未だに耳に残っている。
勿論、その瞬間は今も鮮明に映像として心に残っている。
その時は、これで解散とは知らされていなかった訳だったのだが、
物凄くカッコ良いと思ったのと同時に、何かが終わったのか、と思ったのは当たっていた。

新潟に戻ってからも、機会があれば新潟で開催された数少ないライブには
出来る限り足を運んだ。
町田康&GLORY、恒松正敏グループなどでのLIVE。
観客は決して多いとは言えない(むしろ少なすぎる、憤慨)が、
その演奏はやはり自分にとっては何時も心躍るものだった。

欲望のオブジェは、基本、EDSP時代の延長線上の作品と言えるかもしれないが
その頃のサウンドが大好物な自分にとっては、この作品も安心して触れられる
作品なのである。一応、「予定調和」とは違う、と言ってはおくが。

フリクション時代にはソリッドでタイトなギターを聞かせてくれたが、
ブルース色の強い音も、ホント素敵だと思う。


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Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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