2013年 MFO的ベストアルバム 再発部門
2013年に買って聞いたものの中から、これは良かったと思うものを
ラジオは終わったけど今年も発表。
続いて再発部門
渡邉浩一郎/まとめてアバヨを云わせてもらうぜ(CD)
ウルトラ・ビデ、マヘルなどでの異彩な才能を発揮し、若くしてこの世を去った渡邉浩一郎の
1991年に出版された追悼CDの再発。当時買い逃していたので嬉しい再発。
全く捉えどころの無い、とっちらかった音楽性にただ驚愕。
恐らくは著作権(fuck jasrac)の問題で一曲オミットされたのは残念。
ジェニファー・ウォーンズ/ジェニファー(CD)
ジュディ・シルにも通じる、「メガネ女子的ジャケ」でつい買った1枚。
「愛と青春の旅だち」をジョー・コッカーと歌ってた事で世間的には知られているが、
商業作品以外での自作での寡作さが際立つ。
この作品は世界初CD化だが、その内容からは何故今まで?と思ってしまう。
オリジナルは1曲だけだけど、他のカバー曲も完全に彼女のオリジナルの様相。
RIP RIG & PANIC/GOD(CD)
「I Am Cold」「Attitude」も同時再発だったが、代表してコレを。
ポップ・グループから派生たバンドの一つで、ポスト・パンク、ニュー・ウェイブを
代表するグループ。昔はポップ・グループのフリー・ジャズ的要素を受け継いだと認識していて、
やや難解なイメージを持っていたのだが、今回聴き直してみたら思いの他ファンキーで明るく
昔抱いていたイメージが覆った。
AGENCEMENT/Viosphere+selected works 1984-1991(CD BOX)

ヴァイオリンの即興演奏の多重録音をコンセプトにした島田英明のソロ・ユニットの、
1991年にリリースされた[Viosphere]に、未発表マテリアル3曲追加収録して再発されたもの。
ヴァイオリンとは聞こえないほど変調された音は、引っ掻くようなヒステリックなものに
聞こえるかもしれないが、その先鋭さが聴覚を刺激して止まない。
JOSEPHINE FOSTER/LITTLE LIFE(10'+CD)
フリー・フォーク系の女性シンガー。活動初期のCD-R作品のアナログ再発。CDも付属。
戦前ブルース・フォークを連想させる音質と曲調。
非常階段/極悪の教典(11CD+DVD BOX)
オリジナルのカセット10本組は、当時の経済的事情で買えなかった。
まぁ、あと、どれ聴いても同じなんだろうなー、と思ったのも買わなかった要因(苦笑)
今回全編通して聞いてみて、意外なほど各々違ったアプローチを試していた事を実感。
アウシュヴィッツ/アウシュヴィッツ・コンプリート・ボックス(4CD+DVD BOX)
関西ロック・シーンの重鎮、林直人率いてた「アウシュヴィッツ」の編集盤。
アウシュヴィッツの作品は、今殆どが出回っておらず、この再発が持つ意義は大きい。
成功とは程遠かったが、彼の音楽が何故、今でも関西の著名な音楽家から敬われているのか。
この作品が再評価のきっかけになれば良いのだが。
ライブ映像が入っているのも有り難いが、ただタイトルの「コンプリート」のは不満が残る。
Captain Beefheart & His Magic Band/Trout Mask Replica(2012 re-master)(CD)
ザッパ家に保管されていた、オリジナル・マスター・テープからの最新リマスター。
過去、今までの再発CD聞いてた印象と異なって聞こえた。
一応、アマゾンリンクを貼っているが、もし購入を考えてられるなら、
ザッパのオフィシャル・サイトより買われた方が賢明。限定盤。
The Durutti Column /The Return of The Durutti Column(LP)
伝説の紙ヤスリジャケの、半分再現盤(笑)。
オリジナルは全面紙ヤスリだったが、今回は前面だけ。アナログオンリー。7'付属。
棚に入れた時、両脇のレコを痛めつける意味を持ったアナーキーなアプローチとは裏腹な
ヴィニ・ライリーの静かな佇まいのギターサウンド。
リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ/ブランク・ジェネレーション(CD)
NYパンクの永遠のマスト・アイテム。所謂「パンク」な性急な曲は少ないが
引き攣るような捻れがここには有る。
以前CD再発の際は、この印象的な胸をはだけたジャケが変更されてしまったが、
今回はオリジナルジャケットでの再発。
ただ、「down at the rock and roll club」は、今回もオルタネイト・テイクでの収録。
折角なんでオリジナル音源を収録出来なかったかなー。そこは減点対象。
The Velvet underground/White Light/White Heat(Super Deluxe Edition)(3CD+BOOK)

モノ・ヴァージョン初CD化が目玉なのだが、もともとササクレだった音質で、
各楽器のバランスも悪くステレオ盤でも音が団子状態なので、
モノ・ミックスとの違いや、モノの音圧とか、それ程違いが感じられなかった(苦笑)。
でもこのギザギザした迫力は、今でも自分をワクワクさせてくれる。
ラジオは終わったけど今年も発表。
続いて再発部門
渡邉浩一郎/まとめてアバヨを云わせてもらうぜ(CD)
ウルトラ・ビデ、マヘルなどでの異彩な才能を発揮し、若くしてこの世を去った渡邉浩一郎の
1991年に出版された追悼CDの再発。当時買い逃していたので嬉しい再発。
全く捉えどころの無い、とっちらかった音楽性にただ驚愕。
恐らくは著作権(fuck jasrac)の問題で一曲オミットされたのは残念。
ジェニファー・ウォーンズ/ジェニファー(CD)
ジュディ・シルにも通じる、「メガネ女子的ジャケ」でつい買った1枚。
「愛と青春の旅だち」をジョー・コッカーと歌ってた事で世間的には知られているが、
商業作品以外での自作での寡作さが際立つ。
この作品は世界初CD化だが、その内容からは何故今まで?と思ってしまう。
オリジナルは1曲だけだけど、他のカバー曲も完全に彼女のオリジナルの様相。
RIP RIG & PANIC/GOD(CD)
「I Am Cold」「Attitude」も同時再発だったが、代表してコレを。
ポップ・グループから派生たバンドの一つで、ポスト・パンク、ニュー・ウェイブを
代表するグループ。昔はポップ・グループのフリー・ジャズ的要素を受け継いだと認識していて、
やや難解なイメージを持っていたのだが、今回聴き直してみたら思いの他ファンキーで明るく
昔抱いていたイメージが覆った。
AGENCEMENT/Viosphere+selected works 1984-1991(CD BOX)

ヴァイオリンの即興演奏の多重録音をコンセプトにした島田英明のソロ・ユニットの、
1991年にリリースされた[Viosphere]に、未発表マテリアル3曲追加収録して再発されたもの。
ヴァイオリンとは聞こえないほど変調された音は、引っ掻くようなヒステリックなものに
聞こえるかもしれないが、その先鋭さが聴覚を刺激して止まない。
JOSEPHINE FOSTER/LITTLE LIFE(10'+CD)
フリー・フォーク系の女性シンガー。活動初期のCD-R作品のアナログ再発。CDも付属。
戦前ブルース・フォークを連想させる音質と曲調。
非常階段/極悪の教典(11CD+DVD BOX)
オリジナルのカセット10本組は、当時の経済的事情で買えなかった。
まぁ、あと、どれ聴いても同じなんだろうなー、と思ったのも買わなかった要因(苦笑)
今回全編通して聞いてみて、意外なほど各々違ったアプローチを試していた事を実感。
アウシュヴィッツ/アウシュヴィッツ・コンプリート・ボックス(4CD+DVD BOX)
関西ロック・シーンの重鎮、林直人率いてた「アウシュヴィッツ」の編集盤。
アウシュヴィッツの作品は、今殆どが出回っておらず、この再発が持つ意義は大きい。
成功とは程遠かったが、彼の音楽が何故、今でも関西の著名な音楽家から敬われているのか。
この作品が再評価のきっかけになれば良いのだが。
ライブ映像が入っているのも有り難いが、ただタイトルの「コンプリート」のは不満が残る。
Captain Beefheart & His Magic Band/Trout Mask Replica(2012 re-master)(CD)
ザッパ家に保管されていた、オリジナル・マスター・テープからの最新リマスター。
過去、今までの再発CD聞いてた印象と異なって聞こえた。
一応、アマゾンリンクを貼っているが、もし購入を考えてられるなら、
ザッパのオフィシャル・サイトより買われた方が賢明。限定盤。
The Durutti Column /The Return of The Durutti Column(LP)
伝説の紙ヤスリジャケの、半分再現盤(笑)。
オリジナルは全面紙ヤスリだったが、今回は前面だけ。アナログオンリー。7'付属。
棚に入れた時、両脇のレコを痛めつける意味を持ったアナーキーなアプローチとは裏腹な
ヴィニ・ライリーの静かな佇まいのギターサウンド。
リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ/ブランク・ジェネレーション(CD)
NYパンクの永遠のマスト・アイテム。所謂「パンク」な性急な曲は少ないが
引き攣るような捻れがここには有る。
以前CD再発の際は、この印象的な胸をはだけたジャケが変更されてしまったが、
今回はオリジナルジャケットでの再発。
ただ、「down at the rock and roll club」は、今回もオルタネイト・テイクでの収録。
折角なんでオリジナル音源を収録出来なかったかなー。そこは減点対象。
The Velvet underground/White Light/White Heat(Super Deluxe Edition)(3CD+BOOK)

モノ・ヴァージョン初CD化が目玉なのだが、もともとササクレだった音質で、
各楽器のバランスも悪くステレオ盤でも音が団子状態なので、
モノ・ミックスとの違いや、モノの音圧とか、それ程違いが感じられなかった(苦笑)。
でもこのギザギザした迫力は、今でも自分をワクワクさせてくれる。
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