9/27 on air list 「最終回」
長い間のご愛聴ありがとうございました。
music freak outは、今週の放送で15年の幕を閉じます。
今週は、自分に何らかの影響やきっかけをくれた曲や、
諸事情で過去オンエアーしてこなかった曲を流しました。
最後の曲は、本当は一番流したかった曲なのです。実は。
sex pistols/anarchy in the uk
album-never mind the bollocks here's the sex pistols(1977)
高校最後の年にラジオから偶然聴いた曲。当時はなんて「粗暴」なんだろうと思ったもの。
ピストルズはその頃は既に解散していたが、「パンク」を初めて実感した。
ピストルズを真剣に聴き始めるのは、これから1年を要するのだが、先にパンク繋がりで
クラッシュの方を好きになった。ロンドン・コーリングだったな最初は、確か。
ARB/魂こがして
7'(1979)
石橋凌、田中一郎、キースの3人で録音されたシングル。
最もハングリーだった時代の曲。ともかく演奏は荒いのに熱気や気合が
迸っている(と、当時は感じた)。
彼らに遭って、ライブハウス行くとか日本のパンクを知るとかの切っ掛けになった。
昔、新潟県民会館でJAPANの来日コンサートのオープニングアクトで見たのが
最初だったが、ともかく全くウケて無いのに最後までパワフルだったのが
すごく印象に残ってて、で、東京で暮らしてた時に再会して、
結局、解散までライブに通った。
実は、1998年再結成後のARBは、認めてない(苦笑)。
the velvet underground/rock & roll
album-loaded(1970)
ヴェルヴェッツの1stとの出会いは最悪で(笑)、全く面白く思えなかった。
ルー・リードが来日した時のライブをTVでやってて、その時に流れてたのが
「ロックンン・ロール」。で、それが入っているアルバムを探して、
渋谷宇田川町に有った頃のタワーレコードでloadedのLPを買った。
この中に詰め込まれた、判り易い(しかし奥底では..)ロックンロールに魅せられ
で、他のアルバムなどを聴き直していって、で、1stは今ではフェイヴァリット。
まぁ、どの口が言うか、って事ですが(苦笑)。
奇形児/奴隷志願
e.p.-hello-good bye(1985)
バンド名を伏せたりや仮名で、実は何度か彼らの曲は流してきた。
今回は最後なので、実名で(笑)。
再々結成後、活発なライブ活動を続けている彼ら。
サウンドは純然たるパンクとは言えないが、
ヤスのとてつもない存在感のあるボーカルは、やはり今でも凄く好き。
ジャックス/からっぽの世界
7'(1968)(タクト・ヴァージョン)
この曲が一番流したかった曲。
これが自分の人生をひん曲げた。
昔、NHK-FMの「若いこだま」で、DJの甲斐よしひろが頻繁にジャックスの曲を流してて、
それは「からっぽの世界」では無かったけど、演奏は下手でボーカルは気持ち悪いのに
何か心に引っかかったままだった。
東京に出た直後、鎌田の中古レコ屋えとせとらで、ジャックスがタクトに残したシングルの
デッド・ストックが売られてて、それを購入。
海の底で、死んだ我が身の事を淡々と、しかし深く歌われる歌詞とサイケデリックな
(当時はサイケなどまだ知らなかったが)サウンドに、ハンマーで頭ぶん殴られた様な
衝撃を受けた。(単純に失恋の歌と知るのはもっと後になってからだけど)
まぁ、歌詞のアレが問題なんですけど、決して差別云々として使われて無いのは明白。
最後の最後にどうしても、これをもって来たかった。
15年前、手探りのまま素人が音楽番組を始めて、
それでも何とか「こんな番組あったら良いな」と自分が思っていた事が
少しでも実現出来たのは、本当に嬉しいことでした。
関わってくれた、そして聞いてくれた全ての人に感謝します。
ありがとうございました。
あ、ブログは続けます(笑)
music freak outは、今週の放送で15年の幕を閉じます。
今週は、自分に何らかの影響やきっかけをくれた曲や、
諸事情で過去オンエアーしてこなかった曲を流しました。
最後の曲は、本当は一番流したかった曲なのです。実は。
sex pistols/anarchy in the uk
album-never mind the bollocks here's the sex pistols(1977)
高校最後の年にラジオから偶然聴いた曲。当時はなんて「粗暴」なんだろうと思ったもの。
ピストルズはその頃は既に解散していたが、「パンク」を初めて実感した。
ピストルズを真剣に聴き始めるのは、これから1年を要するのだが、先にパンク繋がりで
クラッシュの方を好きになった。ロンドン・コーリングだったな最初は、確か。
ARB/魂こがして
7'(1979)
石橋凌、田中一郎、キースの3人で録音されたシングル。
最もハングリーだった時代の曲。ともかく演奏は荒いのに熱気や気合が
迸っている(と、当時は感じた)。
彼らに遭って、ライブハウス行くとか日本のパンクを知るとかの切っ掛けになった。
昔、新潟県民会館でJAPANの来日コンサートのオープニングアクトで見たのが
最初だったが、ともかく全くウケて無いのに最後までパワフルだったのが
すごく印象に残ってて、で、東京で暮らしてた時に再会して、
結局、解散までライブに通った。
実は、1998年再結成後のARBは、認めてない(苦笑)。
the velvet underground/rock & roll
album-loaded(1970)
ヴェルヴェッツの1stとの出会いは最悪で(笑)、全く面白く思えなかった。
ルー・リードが来日した時のライブをTVでやってて、その時に流れてたのが
「ロックンン・ロール」。で、それが入っているアルバムを探して、
渋谷宇田川町に有った頃のタワーレコードでloadedのLPを買った。
この中に詰め込まれた、判り易い(しかし奥底では..)ロックンロールに魅せられ
で、他のアルバムなどを聴き直していって、で、1stは今ではフェイヴァリット。
まぁ、どの口が言うか、って事ですが(苦笑)。
奇形児/奴隷志願
e.p.-hello-good bye(1985)
バンド名を伏せたりや仮名で、実は何度か彼らの曲は流してきた。
今回は最後なので、実名で(笑)。
再々結成後、活発なライブ活動を続けている彼ら。
サウンドは純然たるパンクとは言えないが、
ヤスのとてつもない存在感のあるボーカルは、やはり今でも凄く好き。
ジャックス/からっぽの世界
7'(1968)(タクト・ヴァージョン)
この曲が一番流したかった曲。
これが自分の人生をひん曲げた。
昔、NHK-FMの「若いこだま」で、DJの甲斐よしひろが頻繁にジャックスの曲を流してて、
それは「からっぽの世界」では無かったけど、演奏は下手でボーカルは気持ち悪いのに
何か心に引っかかったままだった。
東京に出た直後、鎌田の中古レコ屋えとせとらで、ジャックスがタクトに残したシングルの
デッド・ストックが売られてて、それを購入。
海の底で、死んだ我が身の事を淡々と、しかし深く歌われる歌詞とサイケデリックな
(当時はサイケなどまだ知らなかったが)サウンドに、ハンマーで頭ぶん殴られた様な
衝撃を受けた。(単純に失恋の歌と知るのはもっと後になってからだけど)
まぁ、歌詞のアレが問題なんですけど、決して差別云々として使われて無いのは明白。
最後の最後にどうしても、これをもって来たかった。
15年前、手探りのまま素人が音楽番組を始めて、
それでも何とか「こんな番組あったら良いな」と自分が思っていた事が
少しでも実現出来たのは、本当に嬉しいことでした。
関わってくれた、そして聞いてくれた全ての人に感謝します。
ありがとうございました。
あ、ブログは続けます(笑)
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