5/24 on air list 「床から一掴み」

今週は恒例企画「床(ゆか)から一掴み」。
最近買ったもの、聞いたものの中から面白かった曲をチョイス。


1曲目は栃尾の高橋通吉さんのリクエストにお答えして、
massacre/bones
album-killing time(1981)

せっかくなんで、同じアルバムよりもう一曲(笑)
massacre/legs
album-killing time(1981)

フレッド・フリス(ex.ヘンリー・カウ)、ビル・ラズウェル(ex.マテリアル etc)、
フレッド・マハー(ex.ルー・リード・バンド、スクリッティ・ポリッティ)の、
ロック界の巨人3人によるアヴァン・ロック・バンド。マハーがその後抜け、
チャールズ・ヘイワード(ex.ディス・ヒート)が加入。
フレッド、ビル、チャールズの3人で、今年「マサカー」としては初の日本公演が実現。
て言うか、個人それぞれはもう何度も来日はしてるので、まさか「マサカー」としては
「初」とは思わなかった。
1981年のこの1stは、スッカスカの隙間だらけの音像なのだが、
それぞれの音はむしろ刃物の様に鋭く尖ったまま迫って来る。
まだ、アヴァン・パンクなサウンドだった頃の作品。
フレッド、ビルの2人に対し、この時多分二十歳そこそこのフレッドのドラムが、
決して2人に引けを
取らないばかりか、サウンドの核になってる気がするんだが。
実はマサカーは初めて聞いたのだが、こんなにソリッドなサウンドだったとは。
今まで聞かなかった事を後悔。


rick wright/night of a thousand furry toys
rick wright/woman of custom
album-broken china(1996)

ピンク・フロイドのキーボーディスト、リック・ライトの2枚目のソロ・アルバム。
アマゾンでまさかの3桁中盤価格だったので、無意識に指がクリック(笑)。
1996年と言う時代に古色蒼然としたプログレ・サウンド。
しかし、ギルモア・フロイドの濃い感じと違って、水彩画の様なフロイドと言った
この音を聞くと、シド時代を除く、初期フロイドのあのモヤモヤした淡い感じは、
リックが担ってたのかなーと思う。
スラップ・ハッピーのアンソニー・ムーアのサポートも良い仕事っぷり。


mallard/back on the pavement
mallard/harvest
album-mallard/in a different climate(cd reissue 1994)

先週までのビーフハート特集のアフターマスでもう2曲。
隊長に愛想を尽かして去ったMagic Bandのメンバーを中心に結成されたバンド。
「クリア・スポット」辺りの米南部のルーツ・ミュージックな曲が並ぶが
如何せん中途半端だし、そして隊長自体の方もマジック・バンドが去った後は、
あの悪名高き「ブルージーンズ..」って事を考えると、ホントはどちらも、
互いが必要だったって事なのかーと。
まぁ、マジック・バンド、云々を抜きにして聞くとそんなには悪くない。
いや、こういったアルバムほど愛でる癖が。VUのスクイーズとか、
ドアーズのフル・サークルとか(爆)。


jennifer warnes/be my friend
jennifer warnes/these days
jennifer warnes/sand and foam
album-jennifer(1972)

今回、完全なジャケ買い。メガネ美人のこのセピア色のジャケに一目惚れ。
ジュディ・シルの1stを連想してしまうが、内容も艷やかな歌声に2度惚れ。
ジョー・コッカーとの「愛と青春の旅だち」をデュエットした人とか、
プロデュースがヴェルヴェッツのジョン・ケールとかは、ライナー読んでから判明。
収録曲の殆どがカバー曲なのだが、元曲の印象が無く、ジェニファーのオリジナルな
雰囲気を持っている事に驚愕。
ニコも歌った、ジャクソン・ブラウン作の「these days」なんて、
「え?こんな曲だったっけ?」ってニコ・ヴァージョンを聴き直すも、
やはりその違いは歴然。
世界初CD化って事実も意外。こんな良盤が何故?
活動歴40年超ながら、オリジナル・ソロ・アルバムは10枚足らず。
他では商業的成功を収めているにも関わらず、自身の活動には
自分のペースを崩すこと無く、納得した形でやりたい事を貫いてる姿勢が潔い。

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music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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