「一風堂/NORMAL」 2022年の入手モノ
一風堂/NORMAL(EPIC 25・3H-16)(LP)(中古)


1980年リリースのこのアルバムは今年に入って初めて聞いた。
長年、一風堂と言えばシャレオツなニューウェイブで
軽薄なイメージが(超偏見で申し訳ない)あった。
やっぱりあの「すみれ」の影響が大きかったんだと思う
ただ末期JAPANに土屋昌巳がサポートギターで参加した時の、
フリーキーなソロとかは好きだった。(The d.e.p.も)
で、ホントにたまたまネットで安かったのと送料合わせについでに
買ったのだが、これがどストライクだった。
冒頭の曲こそ「ベンチャーズ」張りのオールディーズっぽいが、
以降はパンキッシュでパワフルなサウンド。
特に「シャウト」している土屋昌巳のボーカルが実に新鮮。
だって声が割れているんだもんなー。
立て続けに3回聞き直してしまった。
40年に渡る失礼な偏見を返上します。
土屋さん、ごめんなさい。


1980年リリースのこのアルバムは今年に入って初めて聞いた。
長年、一風堂と言えばシャレオツなニューウェイブで
軽薄なイメージが(超偏見で申し訳ない)あった。
やっぱりあの「すみれ」の影響が大きかったんだと思う
ただ末期JAPANに土屋昌巳がサポートギターで参加した時の、
フリーキーなソロとかは好きだった。(The d.e.p.も)
で、ホントにたまたまネットで安かったのと送料合わせについでに
買ったのだが、これがどストライクだった。
冒頭の曲こそ「ベンチャーズ」張りのオールディーズっぽいが、
以降はパンキッシュでパワフルなサウンド。
特に「シャウト」している土屋昌巳のボーカルが実に新鮮。
だって声が割れているんだもんなー。
立て続けに3回聞き直してしまった。
40年に渡る失礼な偏見を返上します。
土屋さん、ごめんなさい。
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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
「黒天紀/黒天紀」 2022年の入手モノ
黒天紀/黒天紀(no label/no number)(CD-R)(新品)



1994年にLPのみでリリースされた小山景子さんのアルバム「記憶の運河」は、
リアルタイムで購入した。
エレクトリック・トラッドな内容のアルバムであったが、
当時まだトラッドとかアイリッシュとかケルトとかよく知らなかったのに、
すっかり夢中になった一枚だった。
かつてのケルト・ブームとかディープフォレストとかクラナドとかエンヤとか
完全に素通りだったのだが、サイケ方面からよじ登って行くと
フォークを通してトラッドへも行きつくという捻くれた辿り着き方だった。
小山さん同様に琴線にふれたアーティストにはSi-Folkもいる。
昔、自身のラジオ番組で「記憶の運河」から何度も曲を流したりしてたんだが、
ある時小山さんご本人にSNSで見つかってしまうという(笑)事もあった。
今年の春頃に小山さんのユニット「黒天紀」が音源を出すと知り、
いてもたっても居られずすぐコンタクトをとって入手したのだが、
一聴して名盤の予感しかなかった。
基本的には「記憶の運河」の延長線上になるのだが、
深みを増した小山さんの歌声に聞き惚れてしまった。
ハンドメイド感溢れるジャケットも含めて丁寧に作られた作品は
もう愛着が湧くってものである。
真摯に音を紡ぐ人たちの音楽はジャンルは異なっても
自分の心を震わせてくれて豊かにしてくれる。
こういった音楽を知ってしまうと、どうしても「もっと他にも」と
次を求めてしまうのでずっと音楽好きが止まらないんですかね。
ボートラ扱いで「春の丘」の1984年のデモが収録されていたが、
この時点でフレーズや展開などほぼ完成されていたんだなと驚いた。
あと声が若いのは当然なのだが完全に「少女」な声にドキドキしてしまった(苦笑)。



1994年にLPのみでリリースされた小山景子さんのアルバム「記憶の運河」は、
リアルタイムで購入した。
エレクトリック・トラッドな内容のアルバムであったが、
当時まだトラッドとかアイリッシュとかケルトとかよく知らなかったのに、
すっかり夢中になった一枚だった。
かつてのケルト・ブームとかディープフォレストとかクラナドとかエンヤとか
完全に素通りだったのだが、サイケ方面からよじ登って行くと
フォークを通してトラッドへも行きつくという捻くれた辿り着き方だった。
小山さん同様に琴線にふれたアーティストにはSi-Folkもいる。
昔、自身のラジオ番組で「記憶の運河」から何度も曲を流したりしてたんだが、
ある時小山さんご本人にSNSで見つかってしまうという(笑)事もあった。
今年の春頃に小山さんのユニット「黒天紀」が音源を出すと知り、
いてもたっても居られずすぐコンタクトをとって入手したのだが、
一聴して名盤の予感しかなかった。
基本的には「記憶の運河」の延長線上になるのだが、
深みを増した小山さんの歌声に聞き惚れてしまった。
ハンドメイド感溢れるジャケットも含めて丁寧に作られた作品は
もう愛着が湧くってものである。
真摯に音を紡ぐ人たちの音楽はジャンルは異なっても
自分の心を震わせてくれて豊かにしてくれる。
こういった音楽を知ってしまうと、どうしても「もっと他にも」と
次を求めてしまうのでずっと音楽好きが止まらないんですかね。
ボートラ扱いで「春の丘」の1984年のデモが収録されていたが、
この時点でフレーズや展開などほぼ完成されていたんだなと驚いた。
あと声が若いのは当然なのだが完全に「少女」な声にドキドキしてしまった(苦笑)。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
ちょっと残念な紙ジャケCD「ジャパン/錻力の太鼓+4」 2022年の入手モノ
ジャパン/錻力の太鼓+4(ユニバーサルミュージック UICY-79986)(紙ジャケCD)(新品)

1980年代初頭のニューウェイブ界隈はエスニックなリズムが大流行してて、
猫も杓子もズンドコズンドコやっていた訳だが、
JAPANはより局地的なオリエンタルに走り、
中国にアプローチを伸ばしてしまった。
成功を掴んでいたヨーロッパ耽美路線をあっさり捨てての
この「錻力の太鼓」での大幅なサウンドの変化は、
ブームに安易に乗らず捻くれた方向に舵を切ったと思えて、
同じく捻くれた自分にとって大好物な一枚となった。
さて今回は再紙ジャケ化でリイシューされたのだが、
2003年再発時の「錻力の太鼓」関連曲4曲のボートラ収録は良い。
オリジナル盤に入っていたポスターの再現も歓迎なのだが、
再現帯が初回LP帯でなく再発LP版の帯なのだ?
届いたCDみてビックリした。
同時発売の「孤独な影」も同じ。
ユニバーサル・ミュージックよ、何故??????
「村八分/ライブ」までとはいかないが、
ちょっと残念としか言えない。

1980年代初頭のニューウェイブ界隈はエスニックなリズムが大流行してて、
猫も杓子もズンドコズンドコやっていた訳だが、
JAPANはより局地的なオリエンタルに走り、
中国にアプローチを伸ばしてしまった。
成功を掴んでいたヨーロッパ耽美路線をあっさり捨てての
この「錻力の太鼓」での大幅なサウンドの変化は、
ブームに安易に乗らず捻くれた方向に舵を切ったと思えて、
同じく捻くれた自分にとって大好物な一枚となった。
さて今回は再紙ジャケ化でリイシューされたのだが、
2003年再発時の「錻力の太鼓」関連曲4曲のボートラ収録は良い。
オリジナル盤に入っていたポスターの再現も歓迎なのだが、
再現帯が初回LP帯でなく再発LP版の帯なのだ?
届いたCDみてビックリした。
同時発売の「孤独な影」も同じ。
ユニバーサル・ミュージックよ、何故??????
「村八分/ライブ」までとはいかないが、
ちょっと残念としか言えない。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
残念な紙ジャケCD「村八分/ライブ」 2022年の入手モノ
村八分/ライブ(GoodLovin' GOODLOV070)(CD)(新品)

近年、紙ジャケ化も完全に食傷気味で購買意欲をそそられるものが少なくなってきたが、
それでもお気に入りのアーティストのものはやっぱり買ってしまう。
そんな中、先日発売されたこのアイテム。
久し振りに怒りすら覚えたダメダメな例となった。
ちなみに肝心のアルバムの内容についてではない。
ジャケットについてである。
まず「オリジナルLPかぶせ帯復刻」との事だが、
写真の様に文字列を帯に大量に書き連ねる時点で
「オリジナル」のデザイン無視もいいところだ。
そして「オリジナルLPジャケット復刻紙ジャケ仕様」ではない。
ちょっとの違いというレベルでない別物のデザインになっている。
何で見開きジャケ内側からCD出し入れする仕様にした?
歌詞カード兼ピンナップはオリジナルはWジャケ内側に張り付けだったろ?

数年前のRSDでリリースされたLP版は再現度の高い復刻だったのに
今回のCD版の体たらくはどうした事なのだろうか。
そしてGOOD LOVIN'の近年のリリースは、過去作の出し直しが目立つ。
そろそろ見限る時期がきたのかもしれない。

近年、紙ジャケ化も完全に食傷気味で購買意欲をそそられるものが少なくなってきたが、
それでもお気に入りのアーティストのものはやっぱり買ってしまう。
そんな中、先日発売されたこのアイテム。
久し振りに怒りすら覚えたダメダメな例となった。
ちなみに肝心のアルバムの内容についてではない。
ジャケットについてである。
まず「オリジナルLPかぶせ帯復刻」との事だが、
写真の様に文字列を帯に大量に書き連ねる時点で
「オリジナル」のデザイン無視もいいところだ。
そして「オリジナルLPジャケット復刻紙ジャケ仕様」ではない。
ちょっとの違いというレベルでない別物のデザインになっている。
何で見開きジャケ内側からCD出し入れする仕様にした?
歌詞カード兼ピンナップはオリジナルはWジャケ内側に張り付けだったろ?

数年前のRSDでリリースされたLP版は再現度の高い復刻だったのに
今回のCD版の体たらくはどうした事なのだろうか。
そしてGOOD LOVIN'の近年のリリースは、過去作の出し直しが目立つ。
そろそろ見限る時期がきたのかもしれない。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽