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2021年MFOベストアルバム発表 2021年の収穫

2021年のMusic Freak Out的ベストアルバムを今年も発表。

今回は収穫部門。
念願の一枚とかいった類のもの。

Klaus Nomi/In Concert(RCA PL 71145)(LP)
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1980年代ニューウェーブシーンに咲いた異形の徒花、
クラウス・ノミの未CD化のライブ盤LP。
35年前に買い逃したのが非常に悔しくて、意地になって探していたもの。
スタジオ・テイクとアレンジが異なっていたりと発見も多い。
しかしLP1枚の分量じゃ全然もの足りない(苦笑)。


LOU REED/METAL MACHINE MUSIC(RCA CPS2-1101)(8TK)
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メタル・マシーン・ミュージックは昔はかなり酷評されたアルバム。
ただ自分は最初聞いた時からお気に入りになってしまったのは、
先にノイズ音楽の洗礼を浴びていたからだと思う。
で、気が付くと数々のMMMのヴァリエーション違いを集めだしていた。
USオリジナル8トラック・カートリッジテープにも手を出す始末。
再生機器無から聞けないけど問題無し(笑)。
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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

2021年MFOベストアルバム発表 後編

2021年のMusic Freak Out的ベストアルバムを今年も発表。

なお、今年から「新譜」「再発」「発掘音源」の部門別を廃止。
その区別が出来ないくらい入り混じった内容のリリースが増えすぎたため。
単純に2021年リリースされたものの中から選んだ。(順不同)
今回はその後編。

頭士奈生樹/For My Friends' Sleep(NEUREC NEUREC-FS)(CD+K7)
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頭士奈生樹の待望の新作。
と言っても元々は1998年頃に製作された音源を編集したもので、
ギターの弦をドライバーの柄で擦る方法で演奏された、
エクスペリメンタルなインスト作。
細かな音の粒子が空間を徐々に浮遊していき、
色合いを帯びながらゆっくりと螺旋軌道を描いていく、
そんな感じを抱く極上の瞑想音楽。
CDとカセットの音色の違いも楽しめる。

穂高亜希子+西村卓也+高橋幾郎/Live(An'archives An’28)(LP)
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穂高亜希子、西村卓也、高橋幾郎による2015-16年のライブ収録のLPで、
もとは「裏窓」レーベルからCD-Rとしてリリースされたものの再発。
穂高亜希子のソロでのゆったりとした歌世界を想像したのだが、
西村&高橋が加わった事でとんでもなくアグレッシブな曲調に
大きく期待を裏切られた(勿論、良い意味で)。
不安定(に聞こえる)な演奏が穂高の歌声に彩りを大きく加える。

The New Blockaders/Changez Les Blockeurs Deluxe Edition(Urashima UMA 154)(LP BOX)
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ノイズの名盤でもあるTNBの1stアルバムのリイシュー。
金属や物体の摩擦音がひたすら流れる音は何時聞いても素晴らしい。
これは99枚限定でリリースされた木箱入りBOX。
LP、Tシャツ、バッジ、インサートなどのマテリアルとの合わせ技で一本とした。
レーザーで掘られた木箱の表面デザインも味わい深い。

休みの国/休みの国コンサート1975(SUPER FUJI FJSP446)(CD)
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浪江版LP「フィ・ファーン」で一部日の目をみた、
1975年お茶の水日仏会館でのライブの完全版。
事件級リリースなのは言うまでもない。
カイゾクの飄々とした歌い方と歌詞は一聴すると軽い感じを受けるかもしれないが、
ユニーク、シニカル、映画的、等々色んな形容詞で表現される楽曲は、
どこにもカテゴライズされない古びない不変性を持っていると思う。
休みの国を初めて聞いたのが40年前になるが、年を経るごとに楽曲の味わいが深まるばかり。

パラグナ・グループ/藤枝守 ガムラン曼荼羅(Milestone Art Music MAM-0003)(CD)
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市・香椎宮の御神木「綾杉」から採取した電位変化データを音階に利用したらしいが、
そのシステムが良く理解できかった。ブレインウェイブ・ミュージックみたいなものか?(笑)。
ジャワのガムラン演奏なのだが、民族音楽で聴けるそれとは異なっていて
土着性のアクが無い分こちらは透明度があるように思える。
自分にとってはアンビエントのイメージ。
ちなみにバイノーラル録音。ヘッドフォンで聞くと酩酊感が増す

番外編
ブリンズリー・シュウォーツ/イッツ・オール・オーヴァー・ナウ(エアー・メイル・レコーディングス WSBAC-0145)(CD)
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ブリンズリーの当時未発表に終わったラスト・アルバム。
1988年にLPが発売されるも即回収されたレア・アイテム。
数年前に再発されているが、その際に実にドイヒーなジャケットに改悪されていた。
今回はオリジナルのジャケデザインで無事紙ジャケ再発。
実は自分の持ってたオリジナル盤を資料としてレーベルに貸し出した。
どうやら、音源権利元のイアン・ゴムも元のジャケを持っていなかった為。
という事で番外編として選出。

ところでこのブログをご覧いただいてる方なら「あれ?ジャックス2ndショウは?」とお思いだろう。
勿論当初は候補に上ったが、アナログ盤が2022年にリリース決定したので、
それを待つことにした。で、今回のCD版は見送り。

明日は2021年の収穫部門発表。







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2021年MFOベストアルバム発表 前編

2021年のMusic Freak Out的ベストアルバムを今年も発表。

なお、今年から「新譜」「再発」「発掘音源」の部門別を廃止。
その区別が出来ないくらい入り混じった内容のリリースが増えすぎたため。
単純に2021年リリースされたものの中から選んだ。(順不同)
今回はその前編。

The Dead Goldfish Ensemble/Fishy Tails(conatala conatala-003)(LP)
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Steve Hartwellの1人ユニット「The Dead Goldfish Ensemble」の初のLP。
チープで玩具のような宅録ミニマル・エレクトロニクス。
どこか童話の世界を思わせるような暖かな質感に包まれる。
聴いているとつい時間を忘れて、何度も繰り返して聞き直してしまう。

Phew,John Duncan,Kondo Tatsuo/BACKFIRE OF JOY(Black Truffle BT071)(LP)
Backfire Of Joy
1982年5月25日に法政大学で行われた、
Phew、John Duncan、近藤達郎によるライヴ音源のLP化。
Phewの無機質なボーカル、ジョンの短波、近藤のシンセ類、
その3者の奏でる音の「歩み寄らない」「融合しない」様が、
凄まじく潔くて実に心地良い。

ULTRAVOX/VIENA [Deluxe Edition](Chrysalis CHRB 1296)(5CD+DVD-AUDIO)
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実に40年振りに聞き返したアルバムだったがメチャクチャのめり込んだ。
自分にとっては長い間、ミッジ期UVは興味の対象外だっただけ尚更だった。
アルバム冒頭のインストナンバー「Astradyne」は、もはや壮大なプログレ。
BOX内の未発表トラックは良いのだが映像関連がゼロだったのはマイナス点。

Felix Hess/Australian Frogs 2(Basic Function BsF012)(CD)
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カエルの声に魅せられたFelix HessのFrogsシリーズのCD化。
3枚リリースされたが代表してこれを。
ひたすらカエルがゲコゲコ鳴いてるだけなのだが、
いわゆるフィールド・レコーディングの類とは質感が異なって聞こえるのは、
ひとえにHESSのカエルへの愛かもしれない。

長谷川時夫/Stone Music(Experimental Rooms No.2)(LP)
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元「タージ・マハル旅行団」の演奏メンバーだった長谷川時夫の初ソロ・アルバム。
純邦楽的であったりインド的であったり「歌」は奏でない声を楽器のようにしたりと、
一聴するとワールド・ミュージックと思えてしまうが、
それ以上にもっと色んなものから解放されたかのような自由さを感じた。
ただ肝心の「Stone Music」なる石の演奏については
正直「?」な部分があった。

高柳昌行/デンジャラス(JINYA B-36)(CD)
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ギターを利用したノイズ発生演奏「アクションダイレクト」の最終形態。
高柳氏の死去によりそのプロジェクトは強制終了してしまったが、
1985年演奏盤と比較して今作は強靭さが圧倒的に増加している。
未来への危機感(特に原発についての)をテーマにした
まさにデンジャラスな音塊。

後編は明日公開予定。














テーマ : 本日のCD・レコード
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「渡辺貞夫/SADAO WATANABE」 2022年の入手モノ

渡辺貞夫/SADAO WATANABE(ソニーミュージック SICP 4066)(CD)(新品)
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大友良英さんがDJを務めるNHK-FMの「ジャズ・トゥナイト」を聞いていた時、
なんかフリー・ジャズ&ワールド・ミュージックな感じの自分好みの演奏が流れてきた。
曲の後に大友さんが「今のは渡辺貞夫さんの曲で『MTOTO』」って言った時に耳を疑った。
え?渡辺貞夫ってカリフォルニア・シャワーのナベサダ?
渡辺貞夫には長い間、軽快で明るいフージョン的なイメージしか持っていなかったため、
これには驚かされた。
直ぐ様、その曲が収録されているCD「SADAO WATANABE」を入手。
アフリカにインスパイアされて作られたというそのアルバムの曲は、
確かにアフリカと言われればそんなイメージも感じられるが、
それほど「民族音楽」ではないけど何より力強く自由奔放で躍動していた。
その意味ではこれはフリー・ジャズなのだろう。

一通り聞いたあと、今までの自分の不勉強さを猛省。
で、現在は完全にお気に入りの一枚。
高柳昌行がギターで参加している点もポイント高し。

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「リチャード・ヘルとヴォイドイズ/ブランク・ジェネレイション」 2022年の入手モノ

リチャード・ヘルとヴォイドイズ/ブランク・ジェネレイション(日本フォノグラム RJ-7320)(LP)(中古)
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遂に念願の1枚をゲット。
USパンクを代表するリチャード・ヘルの1stアルバムの日本盤帯付LP。
ヘルを知ってから40年ほど経つが、ずっと夢見てたレコードである。感無量。

レコードの内容については今更説明は不要だと思うが、
正直に言うとUSパンク連中にありがちの、
ヘルやトム・ヴァーラインなどのヘナヘナした
歌い方が当初はあんまり好きではなかった。
痙攣するようなロバート・クワインのギターや、
金属質で官能的なマーキー・ムーンでのギター・ソロなど、
むしろそんなバックの演奏の鋭利さに魅かれたのが先だったと思う。
まぁそんなのも遠い昔の話になる。
今はもうあのボーカルじゃないとダメになってしまっている。

ヘルのLPとかCDとかシングルとか多くのアイテムを入手してきたが、
この帯付日本盤LPがとにかくレアで入手にするのに困った存在だった。
ホント、ようやくである。

折角なので記念に親子で記念写真
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CD再発された時のこのジャケ好きじゃないんだよなぁ...

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music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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