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「ジャックス/2nd Jacks Show, Jul. 24, 1968」 2021年の入手モノ

ジャックス/2nd Jacks Show, Jul. 24, 1968(SUPER FUJI FJSP434)(CD)(新品)
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まさかこのアルバムが正規発売される日がくるとは夢にも思わなかかった。
いやウソです。夢見た事はあります。
これを聞いた事のあるジャックス・ファンは、こぞってこのアルバムを
「ジャックスの最高傑作」と評した。自分も全くの同意見。

1990年代に、ジャックス・ファン・クラブがCD化を計画した際、
H氏の拒絶にあい頓挫したのだが、それ故に永久に再発は無いのだな思っていた。
それだから今回の再発はH氏の許可が下りたという事なので、
「は? じゃ何故あの時は頑なに拒んだの?」みたいな心情になるんだよなー(複雑)。

でも「都市通信」といい「トラッシュ」といい、そして遂にコレ。
少し前までは再発「不可能」とまで言われていた正に幻の名盤たちが
こぞってリイシューされる世がくるとは。

日本ロックのオリジネーター「ジャックス」の最高傑作ではあるが、
それでいて今まで正規作品では無かったのが悩ましいところ。
ファンクラブが製作したのが通説となっていたが、
今回の再発に際して実は一個人の製作であったのが確認されている。

断っておくが音質は最悪である。完全に大昔の海賊盤レベル以下である。
それでもこのアルバムで聞けるジャックスの演奏はテクニック云々を遥か凌駕して、
奇跡的な緊張感が全面に漲り(但し早川義夫のMCをのぞくw)
サイケデリックとは何ぞやという命題を聞き手に突き付けてくる。

今回のCD化のリマスター作業で、
低音部の鳴りとかヒスノイズの低減とかかなり改善されてはいて
オリジナルと比較すると結構聞きやすくなっている。
流石、中村宗一郎さん、凄っごい良い仕事。
昔マーブル・シープのライブ・テープをリマスターしてもらったとき、
音の膨らみ具合とが物凄かったのを思い出した。
でも元の音質がまぁアレ過ぎるんで、過度の期待はしないように。

これのオリジナル盤は40年ほど前に、渋谷区恵比寿に有ったパテ書房で入手した。
その時のことは今でも覚えている。
これについては一杯書くことが有るので、いずれこのブログで改めて。

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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「ADAM AND THE ANTS/DIRK WEARS WHITE SOX」 2021年の入手モノ

ADAM AND THE ANTS/DIRK WEARS WHITE SOX(Epic FE38698)(LP)(中古)
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ADAM AND THE ANTSが2ndアルバム「アダムの王国」でブレイクした後に、
アメリカでリリースされた彼らの1stアルバム。
売れたので順序逆にリリースされたと言う、よくあるヤツ。

オリジナルの英DO IT盤とはジャケットや収録曲や曲順が異なっていて
米独自の編集盤なのだが、案外と違和感は感じなかった。

元々この1stはあのドンドコ・リズム満載の2ndとはサウンドは異なり、
ポスト・パンクとしても中途半端なイメージ。
自分もオリジナル買った当初はどっちつかずの感想で熱心に聞いた覚えがない。
アダム自身もこのアルバムに関しては「行き詰っていた」と発言しているし。

ちなみに1stでのアダム以外のメンバーは脱退しバウ・ワウ・ワウを結成。
(脱退と言うか、正確にはアダムの方が首になった)
フツーならここでバンドはポシャるのだろうが、この後立て直して
ビッグ・ヒットを飛ばしたのは凄いとは思うが、
これは当時のこのメンバー脱退を画策したマルコム・マクラーレンへの
意地とか執念だったんだろうなーと、簡単に推測できる。

でもね、今になってこの中途半端なアルバムも愛おしく聞けてしまう訳だ。
つか、2021年の現在、そんなに悪くないと評価を翻している。

で、インナースリーブにちゃっかり写っているマルコ。
君、このアルバムのレコーディングには関わってないだろw。


英オリジナル準拠CD

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「NON BAND/Vibration Army」 2021年の入手モノ

NON BAND/Vibration Army(TUFF VINYL TBV-0012)(7')(新品)
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日本ニューウェイブ黎明期の代表的グループであるNON BAND。
昨年リリースされ話題になったニューウェイブの名コンピ盤「都市通信」のCDに収録されていた
NON BANDの2曲をアナログシングルとして今年のRSD7月編でリリースされたもの。

一応リマスターされているんだけど、音質云々は全く関係なく
この音源が「アナログ」でリリースされた、という一点でその存在意義が有ると言っても過言ではないだろう(笑)。
勿論、曲のこの弾け具合も最高なのは言うまでもないけど。

それにしてもNONさんの歌声、パワフルでキュートで、全然変わんないなー。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「ジャックス/LIVE, 15 JUN.1969」 2021年の入手モノ

ジャックス/LIVE, 15 JUN.1969(SUPER FUJI FJSP429)(CD)(新品)
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1969年6月15日のライブ音源と聞きジャックス・ファンは
聖書(バイブル)でもある「定本ジャックス」を開いたに違いない。自分もそうである。
果たしてその本の中のジャックス年表にはその日付の演奏記録は無かった。
そしてこれは定本には載っていない近畿放送での番組用に残された
音源という事だった。

何と言ってもこの演奏日時が実に重要。
この後、6月20日、28日、29日は2ndアルバム「奇蹟」のレコーディング・セッションになるわけだが
28日は特に早川義夫と他メンバーとの亀裂が決定的になった日。
そして7月25日はLIVEで解散宣言。
8月10日の中津川フォークジャンボリーにてジャックスとして最後の演奏。
このCDはジャックスが崩壊へと向かう貴重なドキュメンタリーでもあるのだ。
手元にCDが届くまでに期待に胸が膨らんだのだが、果たして....

まずライブでの司会の北山修のMCが如何せん軽すぎる。
そして肝心のジャックスの演奏がスリリングでは無いという事。
この日の時点で「解散」はほぼ決定していたらしいが、
それにしても淡白な演奏が続く。
「ジャズ的なアプローチが垣間見れる」らしいのだが、
成功しているとはちょっと思えない。
ジャックスのオリジナル・ナンバーも2曲しか演奏されていない。
この雰囲気、どこかで聞いた覚えがあるなと思った。
そうヴェルヴェッツのマクシズだ。ルーが脱退する直前のアレだ。
全編に横たわる、やるせない感じ。

ブックレットの解説は熱気溢れる文章ではあるが、
自分にはそこまで感じる事は出来なかった。
貴重な未発表音源で有るのは間違いないが、
これが「ジャックス」かと問われると、
「こんなもんじゃない」と断言するだろう。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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