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「ロスト・アラーフ/LOST AARAAF」 2021年の入手モノ

ロスト・アラーフ/LOST AARAAF(SUPER FUJI FJSP413)(2CD)(新品)
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「灰野敬二と髙橋廣行の監修によるロスト・アラーフ50周年の集大成音源集CD発売」と来たなら
これは「未発表発掘音源か!」と思うのは人として当然のこと。
しかし期待は完全に裏切られてしまった。

購入して聴いてみたらアラびっくり。
4枚組「魂の純愛」に収録されてた2曲と、
PSF「ロスト・アラーフ」の全曲が収録。
つまり、全部既に入手済音源のみで、これには正直ガッカリ。
どちらも既に入手困難なので、まだ聞いたことのない人にとっては
重宝するのだろうけど50周年と銘打つのなら、もっと何とかして欲しかった。
自分にとってはブックレットのライナーや対談しか価値が無かった。
ちなみにLPサイズジャケの限定盤にはこのライナーや対談は付かないとの事。
それ故通常版を入手したのだが、或る意味正解ではあったかも。
今後購入予定の方は充分注意が必要。

音源自体は既発曲ばかりとはいえ内容は勿論悪くは無い。
ただ昔に聞いた時はもっとフリージャズなイメージが有ったが、
今は案外とロック色が強く感じられる。
そして灰野さんの歌が意外と直接的&挑発的な歌詞が多くて、
「いちばんシンプルなパンク」って発言は言い得て妙かと。
ここまで「殺す殺す」って歌ってるとは思わなかった(笑)。
歌詞カードがついているので是非参照されたし。


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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

2020年MFOベストアルバム 成果部門

2020年に入手して聞いたものの中から、良かったと思うものを今年も発表。
Music Freak Out ベストアルバム。

成果部門(順不同)
(「ようやく入手」「掘り出し物」などといったレコード部門)

Ali Farka Toure with Ry Cooder/Talking Timbuktu(World Circuit WCB 040)(LP)
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西アフリカ・マリのギタリストのアリ・ファルカ・トゥーレとライ・クーダーが組んだ
極上のトリップ・ワールド・ミュージック。
CDはほぼリアルタイムで購入して聴いてきていたが、
オリジナルLPを見つけたのでつい購入。
当時LPがリリースされてたの全然知らなかった。


ジャックス/ジャックスの世界(東芝EMI ETP-72177)(LP)
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今までジャックスはシングル盤を集中的に集めてきた訳だけど、
いよいよLPを本腰入れて集めようと思う。
まぁ今頃になってな感は否めないけど。
そんな中「ジャックスの世界」の3rdイシュー帯付をゲット。
さぁあとは1stイシューの赤盤黒盤、2ndイシュー、
「奇蹟」の1stイシュー黒番、2ndイシューだ....
道は遠い..., 敵は遠くに...

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2020年MFOベストアルバム 発掘音源部門

2020年に聞いたものの中から、良かったと思うものを今年も発表。
Music Freak Out ベストアルバム。

発掘音源部門(順不同)

チフス/TYPHUS LIVE (ANTIKNOCK ANT-005)(CD)
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ガーゼ、スターリン、あぶらだこ等のメンバーが在籍した
短命のパンク・バンド「チフス」の未発表ライブ音源。
コロナ禍で経営に苦しんでいるライブハウス「アンチノック」を
支援する意向で限定リリースされたもの。
1981年の新宿ACB会館と新宿トラッシュで収録されたものだが音質劣悪。
だがパンク者にとっては血が燃え滾ってしまうのは至極当然。


高柳昌行・阿部薫・山崎弘/ライヴ・アット・ジャズベッド(JINYA DISC B-32)(CD)
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高柳と阿部が共演した音源は以前いくつかリリースされていた。
二人が共演していた時期はごく短期間であり、
その二人に他のメンバーが加わった音源はさらに貴重。
3人の音の絡み方がややスリリングさに欠ける気がするが、
このトリオがもう少し続いてたらどんな演奏になったんだろうと想像を膨らましてしまう。


V.A./フロム・バックサイド・ジャパン(Suezan Studio SSZ4000)(CD)
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「Ambient Waves From Niigata」が現在の新潟地下音楽シーンなら、
こちらは昔を垣間見れる編集盤。
1980-1990年代の新潟の地下音楽シーンは当時ほぼ埋もれたままであった。
ネットワークなども希薄な時代に孤軍奮闘していた「表現」に再び日を当てた盤。
基本宅録音源が中心ではあるが、色々なものに属することを拒否するような清々しさが有る。
なお、身内贔屓な部分はどうしても有るので、一応断っておく(笑)。



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2020年MFOベストアルバム 再発部門

2020年に入手して聞いたものの中から、良かったと思うものを今年も発表。
Music Freak Out ベストアルバム。

再発部門(順不同)

V.A./都市通信(カムイレコード/海賊艇K KZT-0001)(CD)
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1980年代のアンダーグラウンド・シーンで、
内容の良さと反比例したレーベル元の不誠実な対応で図らずも伝説になってしまったアルバム。
再発の報を知った時は「本当に出るのか?」と「?」マークが何10個も頭に浮かんだ。
日本のポスト・パンク、ニューウェイブのあの熱気が真空保存されて、
突如目の前に現れた感。でもそんなに古臭さは感じられない。
ただこの熱気をあの当時に体験出来てたらなーとは思った。
まさに「事件」なリイシュー。


Metgumbnerbone/Anthropological Field Recordings For The Dispossessed(METCD001-002)(2CD)
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Sir Ashleigh GroveことJohn Mylotte率いるMetgumbnerboneの過去作の抜粋&未発表作も含んだ編集版。
TNB絡みでこのグループは知っていたが、音源自体は今回初めて聞いた。
似非民族音楽的なトランス&トライバルが全編に漂う。
胡散臭い怪しさがたっぷりと詰め込まれている。


WHITE HEAVEN/OUT(BLACK EDITIONS BE-005/011)(LP)
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極東サイケデリアの雄、ホワイト・ヘヴンの1stのアナログ・リイシュー。
オリジナル盤ではくぐもった音質だったのが、
リマスターによって特に栗原ミチオさんのギターが前面にでている。
BLIND PROMISEでの吠えまくる狂暴なまでのギターは圧巻。
レーベル直販のゴールド・ワックスを入手。


ザ・スターリン/trash*(POLITICAL MIG2507)(CD)
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これも再発不可能と言われていたアルバムではあるが、
遠藤ミチロウ氏死去がこの再発のきっかけになったので、
どうしても複雑な感情を持ってしまうリイシュー。
しかし日本パンクの名盤が広く聞かれるようになったのは良い事だと思う。
リアルタイムで入手したオリジナルももっているのだが、
メジャー1st「Stop Jap」よりも生々しい演奏のこちらの方を昔から愛聴していた。
なお、アナログは速攻完売。CDは現在も販売中。


池玲子/恍惚の世界(テイチク/HMV TEA-12)(LP)
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今年のRSDで超有名「エロ・ジャケ」のこれがアナログ再発されると知って狂喜乱舞した。
が、ご存じのようにコロナ禍でRSDの実施が混乱を極め、
それでも辛抱強く情報をチェックし続けて無事入手できた。善き哉、善き哉。
レコードの内容はまぁ細かく突っ込むのは無粋であり、
これは存在自体が意味を持つもの。
帯とポスター再現もポイント高し。案の定、即完売した。


ルー・リード/NEW YORK [デラックス・エディション](ワーナーミュージック WPZR-30893/8)(3CD+2LP+DVD)
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ルー・リードの「NEW YORK」は、ルーのアルバムの中で3番目に多く聞いたアルバム。
(ちなみに1番はメタル・マシン。2番はライブ・イン・イタリー)
久し振りに聞き直したら全曲ちゃんと覚えていた。
以外にポップな曲が多かったのもそのせいかと思う。
まぁ、もっと製作過程のドキュメント部分を多く収録して欲しかったかなぁ。
映像版の「NEW YORK ALBUM」のDVD化も嬉しいのだが、
これももっと映像マテリアルが欲しかった。

アンソニー・ムーア/アウト(P-VINE PCD-25312)(CD)
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「前衛が本気で作ったポップ・アルバム」の名に恥じない幻の名盤。
以前一度CD再発されているが、ジャケの変更、曲順の変更などが行われガッカリした覚えがある。
今回はオリジナル・ジャケット&正式曲順でようやく再発。
スラップ・ハッピーとかヘンリー・カウとか、あるいはアンソニーの現代音楽的作品を知らなくても
楽しめるアルバムだと思う。
知ってると曲の裏に隠したひん曲がった部分も面白く穿って聞ける(笑)。
やっぱりヒプノシスがデザインのこのジャケじゃなくちゃ。


キング・クリムゾン/ザ・コンプリート1969レコーディングス 日本アセンブル・パッケージ(20CD+2DVD+4ブルーレイ )
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オリジナル・クリムゾンの1969年のドキュメントとも言っていい、
現存音源を詰め込むだけ詰め込んだ大BOX。
既に過去聞き込んだ音源多数なれど、そこは宮殿クリムゾン時のヤツなんで
ここはただフリップに無条件降伏せざるを得ない。


テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

2020年MFOベストアルバム 新譜部門

2020年に入手して聞いたものの中から、良かったと思うものを今年も発表。
Music Freak Out ベストアルバム。

新譜部門(順不同)

石原洋/formula(zelone zel-022)(CD)
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元ホワイト・ヘヴン石原さんの実に23年振りのソロ・アルバムで期待してたのだが、
純然たる「音楽作品」では無かった。
しかし街の雑踏の奥に聞こえる演奏は、
現在の音楽の聴かれ方(スマホなどで街の中で歩きながら聞く)を示唆しているかの様。
喧騒の中に生まれては交わり消えていく様を想像してしまう。


向島ゆり子/SOLO(uramado URA-002)(LP)
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PUNGOでの活動が未だに自分の中では鮮明な向島さんの、
ダビングなしの生楽器ソロ演奏をまとめた作品。
音数は少ないが思った以上の表情豊かな演奏に圧倒される。
恐らく今年一番多く聞いたアルバム。
アナログ盤100枚限定リリース。


Patty Waters/An Evening In Houston(clean feed CF547CD)(CD)
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EPSに残した名アルバムで知られるJAZZシンガーの、
ポルトガルのレーベルからリリースされたLIVE盤(録音は2018年)。
前作もLIVE盤でそちらは穏やかな表情を伺わせてくれる内容だったが、
今作ではヘヴィーな雰囲気が全編を占め、かつてのESPを思わせてくれる。
自分的にはこちらの鬼気迫る歌い方の方が好きだったりする。


GRIM/HERMIT AMEN(Steinklang Industries SK 128)(LP)
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小長谷淳率いるGRIMの新作は、彼らの持つ二面のうち「静」の部分を色強く出している。
ノイジーやインダストリアルも勿論良いけど、アルバム「メッセージ」で魅かれた身としては
このスタイルの方により愛着を持ってしまう。


Michael Rother/Dreaming(GRONLAND LPGRON231)(LP)
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元NEU!のミカエル・ローターのこちらは16年振りの新作。
2020年の世界的なコロナ禍の中、スタジオに籠る事が多くなった事で出来上がったらしい。
ただクレジットを見ると1995年からの録音物も含まれているようで、
何より前作「Remember」録音時の、入りきらなかったマテリアルなのかもしれない。
ボーカル同じだし曲調も似通っているし、何よりジャケットが前作のブックレット内に使われてたものだし。
でもローターなので「金太郎飴」状態でも何ら問題無し。


V.A./Ambient Waves From Niigata(Experimental Rooms No.1)(LP)
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「フロム・バックサイド・ジャパン」が昔の地下新潟音楽シーンならば、
こちらはそれから地続きの現在のシーンの総集成。
「アンビエント」を合言葉にはしているが、それに捕らわれず聞いた方が良いかもしれない。
で、中でも能勢山さんは4やりたい放題で思わず苦笑(デジタル版では一人だけ30分の無法演奏)。
一応、少々身内贔屓では有る事は言っておく。
未確認だけどジャケ写は多分日本海だと思う。



テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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