4/5 能勢山陽生、宮本尚晃 ライヴ・レビュー

4/5新潟市内「砂丘館 蔵」にて、能勢山陽生(ex.ディーゼル・ギター)、宮本尚晃のライブを見た。
能勢山陽生の演奏を聴くのはおよそ3年振り。
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彼のLIVEは平日開催が多く、三条市内に住んでいるので退勤後に直行したとしても、
会場に到着する頃は終演だったりと(退勤時間が読めないので尚更)、ここ数年は足が遠のいていた。
昨年末より労働環境が変わり、平日の遠方のLIVEにも仕事が終わってから
余裕をもって行ける様になったので今回参加することができたのだが、
目当ての能勢山氏の音は以前とは大きく異なっていた。

当日は、能勢山、宮本、両氏が交互に2セットづつ演奏。

2人とも演奏スタイル自体は似通っていて、
ガラス瓶やボトルネックなどを使い、ギター弦に触れる微細な感覚を操りフィードバックを紡ぎ出すが、
奏でる音は2人とも勿論異なっていた。

宮本の演奏は、ボトルネックを当てる位置はネック12フレットに固定し、擦り具合や押さえつけの微細によって
出てくる音は時折管楽器やピアノのそれに似た響きのようにも聞こえた。
不協和音では無かったので恐らくオープン・チューニングをしてあったと思われるのだが、
やや控えめな音量ではあるが繊細な音の粒子が会場を漂っていた。

そして能勢山の演奏。
いつもの様にガラス瓶を用いて弦に当てる具合で音を、こちらは大音量で会場内に蔓延させる。
いつもと違っていたのは、以前の芳醇に細かく砕かれた音ではなく、
一音一音を聞かせるような粒のハッキリした音を響かせていた。
一音が判りやすいため、人によっては不協和音に聞こえてしまうのだろうが、
その何かに溶け込む事を拒むような音は、新鮮にも聞こえた。

終演後に能勢山氏に尋ねたところ、やはりその点を意識して演奏を変化させているとの事。
まだ少し未消化な部分も感じられたのだが、今後の展開に大いに期待したい。


能勢山陽生/風の器

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宮本尚晃/眼の戯れ
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CLUSTER 1971-1981

ジャーマン・エレクトロの創始者、クラスターのBOXが発売と聞き、
さて、買おうかどうしたものかと(苦笑)暫く考えていた。
当初アナログBOXを買おうと思ったのだが、ジャケットがオリジナル・デザインでは無いと知り、
結果、値段の安いCD BOXを購入。
いや、ボーナス・ディスク以外は、本当はCDで全部持ってるんですけどね、
そこは悲しいジャーマン・ロック好き好き人間としては、手を出さずには居られない訳で。

で、早速視聴。1981年発表の「クリオズム」から遡る様に聞いていったんだが、
徐々に構成される音が増えて行ってる印象。
時系列で言えば逆に徐々に減って行ってると言う訳で、
統一ジャケの色がイエローからオレンジを経てブラウンに徐々に変化していて、
その音変化に実にシンクロしていてその点は「上手い」と思ってしまった。


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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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