7/27 on air list 「ZOUO/velvets」

関西ハード・コア・パンクの伝説、ZOUO。
残念ながらバンド存命中はそのライブに触れる事は出来なかったが、
残された音源や、伝え聞く話からずっと憧れのバンドだった。
しかし、そのバイオレンスなライブの噂は、やっぱりいざとなると
怖くて行けなかったのではないかとも思う(笑)。
そんな彼らの音源再発&発掘が、ここ1-2年巷を騒がしていた中、
先日驚愕のBOXセットが発売された。
6月6日予約開始。限定666セット。値段6,666円。
徹頭徹尾「6」に拘る姿勢は或る意味清々しい(笑)。
AAレコードに残されたスタジオ録音音源、未発表ライブ音源、
未発表ライブ映像、バッジ、ワッペン、ステッカーなどなど。
しばし、ハード・コアな時代にタイム・スリップした。

ZOUO/making love with devil
ZOUO/frustration
ZOUO/you like it that way
ZOUO/no power(live)
album-ZOUO BOX(2012)
zouo


後半は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの問題作が初CD化されたので
曲を幾つかオンエアー。

the velvet underground/little jack
the velvet underground/dopey joe
the velvet underground/she'll make you cry
album-squeeze(1973)
squeeze.jpg
ルーもモーもスタールもジョンもアンガスもロコもウォルターも、
もう誰もいないヴェルヴェッツ。居るのはダグ・ユールとイアン・ペイス(D・パープル!)
マネージャーのスティーヴ・セズニックが過去の負債を取り返すべく、
マルチ・プレーヤのダグを利用して安上がりな売れ線ポップアルバムを製作。
しかし、既にリード、ケイルがソロ・キャリアを確立していると言うのに、
過去の名声だけを利用したこの目論見が当たる筈がない。
主犯は本当はセズニックな訳だが、長い間ダグが主犯的扱いで言われてきた。
むしろ、ダグのポップ・センスを前面に出した、「ヴェルヴェッツ」で無ければ
良いアルバムではないかと思う。実際このアルバムはオリジナルと日本盤LPを
所蔵している。そして末期ヴェルヴェッツも案外好きなのだ。


chris watson/el divisadero
album-el tren fantasma(2011)

若干、尺が余ったので、またクリス・ワトソンでメキシコ鉄道の旅を。
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7/20 on air list 「can/the lost tapes」

ジャーマン・ロックの雄、カン。

発掘ライブ音源以外は、今まで殆ど未発表レコーディングの類が
出てこなかった彼らだが(unlimited editionとdelay 1968くらいなものか?)、
昨年末に未発表音源のBOXセットのインフォが遂にMUTEから出た。
倉庫から発見された30時間分のテープ。それを編集したものが、
今回の「lost tapes」。
正直、諸手を挙げて歓迎する類のモノでは無いと思う。
オリジナル・アルバムに収録される曲のプロト・タイプや、
曲としては未完なもの、曲の完成度が今ひとつなもの、などなど。
所詮は没テイク。しかし、本編に至るまでのプレパレイションな部分や
試行錯誤している部分、ライブ・テイクのスタジオ・テイクとの違い。
熱心なファンには、そこに至る過程を想像出来る意味に於いても
貴重な作品とも言える。
しかし、これからCANを聞こうとする人には絶対お薦めしない1作。

でもなー、これっぽっちじゃ足りないってば、イルミン、ホルガー、ヤキってば。
あと27時間分も宜しく(笑)


can/millionensiel
can/waiting for the streetcar
can/the agreement
can/dead pigeon suite
can/midnight sky
can/e.f.s. 108

album-the lost tapes(2012 rec.1968-1977)

7/13 on air list 「perry leopold・他」

恒例企画「床(ゆか)から一掴み」。
最近買った、聞いたものの中から面白かったものをチョイスする恒例企画。

perry leopold/experiment in metaphysics
Perry leopold/the dawning of creation
album-experiment in metaphysics(1970 reissue 1998)

世界で初めて「アシッド・フォーク」という言葉を使った男。
300枚自主制作され、フィラデルフィアの路上で配布されたという逸話の作品のC化、
とういか、もうされてたのを漸く入手。
言うほどアシッド感は強くなく、真っ当な陰りのあるフォーク。だがやはりサイケ。


marcus/grains of sand
marcus/butterfly girl
album-original lp and outtakes(2012 rec.1969)

marcus
サイケデリックを語る上で、必ず出てくる「the deep」「freak scene」の中心人物
rusty evansが本名のmarcusを名乗って1969年に出したソロ・アルバムより。
リバーブ、ガンガン効かせたサイケと異なり、メロウなフォーク、ソフト・ロックな曲調。
未発を大量にぶち込んでの祝CD再発。


Willie Alexander and the Boom Boom Band/radio heart
album-Willie Alexander and the Boom Boom Band(1978)

music freak outのジングルで使用している曲。
過去にも何度か問い合わせがあったので、今回フルでオンエアー。
ガレージ・バンド「the lost」、末期ヴェルヴェッツのメンバーでも知られる
locoことウィリー。ボーカルのヘナヘナ具合はNYパンクの一連の彷彿させる。


crass/do they owe us a living?(1978 feb Demo)
crass/end result(1978 feb Demo)
album-feeding of the 5000(1978 reissue 2011)

英国ハード・コア・パンクの代表格。
今聞くと意外と曲のスピードが遅く、音もスカスカで音圧が無い。
でもこの性急な「感覚」は昔の記憶通りかも。
先日、彼らのバイオグラフィー書も発売され、自分の中でまたブーム。
過去のアルバムもボーナストラック大量ブチ込みで再発されている。
是非、全部揃えたいものだ。

7/6 on air list 「星の曲」

7月7日は「七夕」と言うことで、毎年恒例の星とか天体に関する曲の特集。
と言うか、これも毎年言ってるんですが、梅雨時期の7月じゃなく、
古来の旧暦の8月にやった方が天候的にも合ってると思うんだが。
仙台みたいに。


place called space/星と恐竜
album-星と恐竜(2003)

大木美佐子の1人ユニット。これは当初CD-Rでリリースされ、
その後プレスで再発された。
爪弾くギターの単音と消入りそうな繊細なボーカルが、完全にツボです。
同タイプには大抵やられます(とうめいロボもそう)。


jobriath/morning star ship
album-jobriath(1973)

悲劇のグラム・ロッカー。英グラム・シーンへの米からの返答。
演劇的な曲構成と歌は、後のポジティブ・パンクも連想させる(日本で言うとオートモッドとか)。
ゲイを宣言。自殺で世を去る。


sex pistols/satellite
7'-holiday in the sun side-b(incl. album-kiss this)

タイトルは衛星ではなく、中継とかの意味だがこの際関係ない(笑)
シングル「さらばベルリンの陽」のB-sideに収録されていたが、
これはアルバムデビュー前の、デイヴ・グッドマン録音のもの。
所謂「スパンク」音源。かつては海賊盤だったものが何時の間にか正規盤に。
スピード感やアレンジ、演奏の拙稚が目立つが、それも味。
さて「勝手にしやがれ」のデラックス・エディション出るがどうしたもんか。今更。

velvet underground/satellite of love(Alternate Demo)
album-loaded (Fully Loaded Edition)(1973 rec.1970)

元々はルーの「トランスフォーマー」の収録曲だが、ヴェルヴェッツ時代に既に
録音されてたもの。他にもルーのソロ初期のものの多くがヴェルヴェッツ期の
ものだった事は今ではよく知られているが。
ルーのソロと比較すると、やや軽めのロックンロールのアレンジ。
正直、ルー・ヴァージョンに軍配が上がる。


david gilmour/astronomy domine(live)
album-live in gdansk

シド時代の曲。ポーランド、グダニスク造船所でのライブ音源。
独立自主労働組合が作られた場でのライブは、また大きな意味を感じさせる。


マーブル・シープ/melted moon
album-パープル(2009)

サイケデリック・ウォーリアー、マーブル・シープのこれは2009年録音だが、
アレンジは最初期1987年頃のもの。
1987年から翌88年のマーブルの東京近郊でのライブは殆ど見ていた。
この初期アレンジは、やはり感慨が深い。
夜に浮かび上がる白い月が形を成さぬほど解け落ちていく様子を連想させる。
当時のOHPを使ったライト・ショーも、ライブでのトリップ感を増長していた。


muzsikas/oh morning star
album-morning star(1997)

ハンガリーの国民的歌手、マルタ・セヴェスチャンを擁するトラッド・グループ。
昔、彼らが富山にライブに来る事を知り、わざわざ車を飛ばして見に行った。
ライブ後はサインも貰った。ミーハーですみません。

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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