6/29 on air list 「本の曲」

ビデオ1で偶然手に取ったDVD「森崎書店の日々」。
何故か惹かれるものがありレンタルしたのだが、これが個人的に大当たり。
現在まで何度も視聴している。

神田神保町を舞台にした、人生に少しつまづいたOLが
本に囲まれた町と人との暮らしの中で、少し前を向いていくといった、
激的な何かが起こるわけでなく、人にとっては緩ーい映画だと思う。
しかし、若い頃この街に入り浸り、またここで暮らしていた事もある。
そして何より本が大好きで毎日貪る様に読んでいた日々を思い出した。

そんな訳で、今回は様々な「本」に関する曲を集めてみた。


rockpile/when i write the book
album-seconds of pleasure(1980)

近年の渋味の溢れる曲よりも、この頃の弾けるようなパワー・ポップな
曲がやっぱり懐かしいし好きだ。
僕の愛についての本を書く時、って歌われるこの曲。
ロック・パイルを初めてまともに聞こうと思った切っ掛けの曲。
まだニック初心者の自分は、これがニックのどのアルバムにも入ってなくて
探した覚えがある。


king crimson/book of saturday
album-lark's tongues in aspic(1973)

静動で言うと静の曲。1stで言うとムーンチャイルドあたり。
インプロ応酬の激しいのも良いが、こういった陰りのある曲を聴くと
やっぱり「英国」のバンドなんだなーって思う。


alexander "skip" spence/books of moses
album-oar(1969)

ジェファーソン・エアプレーン、クイックシルバー、モビー・グレイプ、といった
USサイケの名バンドのメンバーだったスキップ・スペンスが、精神病院から退院してた時期に
録音された、唯一のソロ・アルバムにしてアシッド・フォークの超名盤。
現世とは別の世界で奏でられてるとしか思えない異空間ぶりに、
初めてモダーン・ミュージックで聞かせてもらった時は衝撃だった。


the book of am/taliesin bardic lore
album-the book of am pt.1 & pt.2(2006 reissue)
the book of am
ヒッピー・サイケの名盤。
数年前、wah wahがオリジナルには無かった未発音源と、
分厚いLPサイズのブックレット付きで再発した。
薄い霧が終始かかったようなドリーミーな世界を感じる。


lou reed/talking book(live)
album-perfect night(1998)

当時はこのアルバムで発表された新曲。
アンプラグ的なライブ・セットでのライブ。この後はロックンロールかは徐々に外れ
発表するアルバムが、アンビエントとか即興とかが多くなり、まぁそれはそれで楽しめたが
昨年末にようやくメタリカとのコラボ「lulu」でロックに復帰。
メタル・ファンには評判悪かったらしいが、まぁソレは当然として、
この路線に戻ったルーの次に期待。


durutti column/at first sight
durutti column/a silence
album-short stories for pauline(2012 rec.1983)

なんと、1983年の録音されお蔵入りしてたドゥルッティの未発表アルバムが
突如アナログ盤で発売のニュース。大半の曲はコンピ盤などに収録されていたので
聞いてはいたが、キチンとオリジナル・アルバムとしての発売は嬉しい限り。
ヴィニの、実は過激さを底に秘めた静かで繊細な漂うギターサウンドに聞き入る。


ジライヤ/criminal rock
album-電光石火(2004)

本編の主題とは異なるがエンディングでこの曲を。
ルースターズのカバー、と言うか柴山さんもこの曲の作者なんでセルフカバーって言うのか(笑)
ドスの聞いた菊のボーカルでのこの曲も迫力が有ってカッコ良い。
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6/22 on air list 「雨の曲」

ほぼ毎年恒例。
梅雨の時期の「雨」に関する曲の特集。


can/she brings the rain
album-soundtracks(1970)

マルコム・ムーニーがヴォーカルの、すこしジャズっぽい雰囲気の有る小曲。


遠藤賢司/外は雨だよ(live)
album-黎明期ライヴ(1989 rec.1968)

京都円山音楽堂での蝉のコーラス隊をバックに、エンケンのアシッド・フォークが炸裂。
幽玄なサイケシンガーであることを実感させられる。


金延幸子/雨あがり(live 1970.8.8)
album-時にまかせて(1998 rec.1970)

1972年のアルバム「み空」1枚を残し渡米してシーンから消えた、
伝説の「女性」シンガー・ソング・ライター(当時としては稀)のLIVE音源や、
ヴォーカルで参加した、愚、秘密結社○○教団レアトラックを収録した編集盤より。


浜田真理子/アカシアの雨がやむとき
maxi-love song(2003)

西田佐知子のカバー曲。ゲスト・ミュージシャンが加わってのシングル盤だったが、
当時、正直やや消化不良な感も否めなかった。
ピアノだけの方が良いかなーとか思ったが後のアルバムではそれらの不満は解消される。


メンボーズ/かたつむり
album-va/balls to the wall meganta(1996)

脱力系ほんわか女性フォークデュオ。もう解散から15年かー。三条にも呼んだのが幻のようだ。
雨、かたつむり、これらを人間に置き換えると、考えさせられる歌詞になる。
「からからに乾いた殻」とは、愛情などをなくした家庭や人間関係だとしたら。深読みし過ぎだろうか。
アルバム「はね」収録とは別バージョン。
ちなみに、このオムニバス収録アーティストは、メンボーズ以外はノイズ、アヴァンギャルド系。
この中ではメンボーズが異色(笑)。


宍戸幸司/#レイン
album-high on life 7×5(1992)
割礼のリーダー、宍戸のソロ作。
「和」をテーマにし、和室での録音や製作にこだわったオムニバス。
当時の割礼の歌世界よりは、若干明るく陽の差してる印象な曲。


faust/it's a rainy day, sunshine girl
album-so far(1972)

反復反復反復反復&ノイジー、ファズ、サックス、歌、反復。
ジャーマン・ロックのカオスの代表格。

6/15 on air list 「金星(Venus)な曲」

先日の金環日蝕に続き、6/6は金星の太陽面通過という天体現象が有った。
日本で見られるのは130年振りで次回は100年以上先とか。
で、今週は金星に関する曲を幾つか。


television/venus de miro(live)
album-LIVE AT THE OLD WALDORF(2003 rec.1978)

television
金星の英語読みは「ヴィーナス」という事で、まずはこれ。
リチャード・ヘル在籍時からの最初期からのレパートリーで、
実は1stに入ってたものは、最初そんなに好きな曲ではなかった。
ライブでの荒い演奏を聴いてから好きになった。
これは2003年にライノ・ハンドメイドから限定盤でリリースされたライブ盤。
その後、RSDでアナログ化された。


ルースターズ/venus
album-φ(1984)

ルースターズのネオ・サイケ時代の曲。大江のヴォーカルが不安定だが、
それが逆に儚さを助長してるとも言える。
当初はタイトルも歌詞も違っていた。そっちの方が自分は良かったと思うが。


the velvet underground & nico/Venus in Furs
album-the velvet underground & nico(1967)

サド・マゾのタブーな世界を歌ったとされる、ヴェルヴェツの名曲。
告白しておくと、今でこそヴェルヴェッツ大好きな自分がだ、
これが入ったバナナ・アルバムを最初聞いた頃、全く面白く思えなく
速攻ユニオンに売ってしまった。反省。


sun ra and his solar arkestra/rocket number nine take off for the planet venus
album-intersteller low ways(1966)

土星人のサン・ラの、ロケットで金星へ行く曲(笑)


captain beefheart and the magic band/Big Eyed Beans from Venus
album-clear spot

めかしこんだ隊長のジャケットが非常な違和感を生み出す(笑)。
数少ない、チャートインしたアルバム(全米191位)。
すこし毒を薄めて売れ線を狙ったのかなー的なサウンド。
それがエスカレートして、マジック・バンドに愛想を尽かされるのは、この後。


以降は「床から一掴み」

joey ramone/rock'n roll is the answer
7'(2012)

ジョーイのデモに音を重ねて作られた(悪名高い、マーク・ボランのアレを思い出した)
2作目のソロからの、RSD限定でリリースされたシングル。


chris watson/el divisadero
album-el tren fantasma(2011)

元・キャバレー・ボルテールのメンバー。
今はこうしたフィールド・レコーディングを主にやっている。
これはメキシコ鉄道の、走るおとや車内、駅構内など、
音による旅が楽しめる(のかな?)。

6/8 on air list 「PIL、他」

恒例企画「床(ゆか)から一掴み」。
最近買った、聞いたものの中から面白かったものをチョイスする恒例企画。


public image ltd/this is pil
public image ltd/human
public image ltd/out of the woods
album-this is pil(2012)

再結成PILの初のスタジオ録音盤。先のライブ盤が「アレ」だったもので、
全く期待してはいなかったが、アマゾンでDVD付限定盤が安かったのでつい。
その音は、メタル・ボックスとかフラワーズのそれでは勿論無いのだが、
即興とも違う反復を多用したサウンドで、思ってた以上に前向きな曲作りで
考えを改める(苦笑)。


坂本慎太郎/幽霊の気分で
坂本慎太郎/君はそう決めた
album-幻とのつきあい方(2011)

昨年、インスト盤付属の限定盤を買い逃していたのだが、
きっとアナログも出すだろうと読んでいたのだが、案の定、出た。
勿論インスト盤も付いていたが、速完したらしい。
ゆらゆら帝国のイメージから離れた、ソフト・ロックやホワイト・ソウルな
味付けのサウンド・アプローチ。しかし背後に一筋縄では行かない
なんか影が見え隠れする(笑)


incapacitants/walk home pert.1
7'-walk home

Incapacitants
アナザー・キング・オブ・ノイズ、インキャパシタンツの結成30周年記念7'。
内容は良い意味で特筆すべき点は無し。
ただこの作品はジャケットが異様にカッコ良い。
戦闘準備完了、さぁ来い、みたいな美川さんの表情が素晴らしい。

6/1 on air list 「レコード・ストア・デイ、他」

今週も、4月のレコード・ストア・デイにリリースされたアイテムを
中心にオンエアー。



bbc radiophonic workshop/central control room in exillon city
album-dr.who sound effects no.19

dr-who
英国BBCの電子音製作チームの作品のアナログ復刻盤。
TVシリーズの効果音を集めたサウンドトラックとも少し違った作品だが、
イマジネーションを感じるものから、珍妙奇妙な音のものまで。


bbc radiophonic workshop/Phantoms of darkness
bbc radiophonic workshop/Uncanny expectation
album-out of this world si-fi sound effects

out
同様のBBCラジオフォニック・ワークショップの作。
こちらは番組用の音ではなく、未来世界の音を想像したもの。
宇宙船とか異星人とかなんかSF映画のそれをイメージしてもらえると。
で、こちらも想像通りのものから、何コレ?的なものまで全58トラック(笑)


the clash/london colling(2012 mix)
7'(2012)

london
ロンドン・パンクのクラッシュの代表曲をリミックスし直したもの。
B面はインスト・ヴァージョン。パンクの枠を超え始めた時期の、
やっぱり名曲。


nirvana/School (live)
album-nevermind the singles

nirvana
ニルヴァーナのネヴァーマインドからカットされたシングルをまとめた
アナログBOX再発。音源としては編集盤などに収録はされているだろうが、
まぁ、ネヴァーマインドは持ってなかったし、アウトレットで安かったので。


dr.john/Locked Down
album-Locked Down(2012)

ニューオリンズの怪人の新作。R&Bと言うか実に胡散臭そうな(笑)呪術的な雰囲気も
感じつつ、祭祀サイケな作。
アナログ盤だが同内容のCDが付属。もうCDはオマケ扱いなのね。


Jah Wobble & Keith Levene/yin and yang
maxi-ep(2012)

metal box in dubの来日中止事件で激怒して、すっかりこの作品が
リリースされていたのを忘れていた。リンクは英国盤(CD-R)だが、
日本盤の紙ヤスリジャケを入手。PILのカヴァー・ユニットよりは
まだ、NWの香りは感じるが、ちと消化不良気味。


the knack/evil lies(live)
the knack/daughterof the law(live)
album-havin' a rave-up!(2012 rec.1978)

RSDにこれからカットされた10'がリリースされたが、漸くフルアルバムがリリース。
音質は悪いながらも、レコード・デヴュー前の爆発寸前な熱さが伝わる。

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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