出張Music Freak Out

燕三条FMラジヲはーとの長寿番組、Music Freak Outが
スタジオを飛び出して新潟市西堀通り「正福寺」で出張放送。
ustで全世界に向け配信予定。

2月26日(土)夜7時くらいからスタート。
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2/22 on air list 「猫の歌・遠藤賢司他」

2月22日は「にゃんにゃんにゃん」で猫の日だとw
「何々の日」の大概はこういう駄洒落から取られてるんではないだろうか。
で、今回は猫に関する歌を集めてみました。


遠藤賢司/猫が眠っている
7'-ほんとだよ B-side(1969)

収録CD
アシッド・フォークの大名曲。「nyago」とは別テイクの、EMIからリリースの
シングル・ヴァージョン。西岡たかし、早川義夫らが演奏に参加。
幽玄の響きで歌うエンケンと、シタールやタブラの決闘。


早川義夫/猫のミータン
alnum-歌は歌のないところから聴こえてくる(2000)

最悪の出来だった「恥ずかしい僕の人生」の後リリースされた、
シンプルな演奏に戻ったアルバムより。
「足りないのでは無くて何かが多いのだ」そう歌った早川さんは、
自身のそれはそうとは思わなかったのだろうか。
しかし、ひたすらネコの事を歌う吹っ切れた感の早川さんは案外良かった。


コバルト/ネコの眼
album-mare(2000)
mare
擬人化とはちょっと違うが、恋人の事をネコのフィルターに通して見つめている。
宅録のため声を抑えて歌っているようだが、その細さ加減が逆に良い。


パンタ/屋根の上の猫
album-pantax's world(1976)

オマエはオレになる。オレはオマエになる。究極の愛の形である同一化。
パンタZK解散後のソロ一作目。


king crimson/cat food
album-in the wake of poseidon(1970)

ティペットの影響か、フリー・ジャズの要素が非常に強い。
フリップの加入要請を断っていなければ、その後のクリムゾンは
この路線で行ったのだろうか。
これの収録アルバムは1stのセルフカバーとか言われたが、悪い訳では無い。


grateful dead/china cat flower
album-aoxomoxoa(1969)

60枚組ライブCD BOXの発売も控えている、ガルシア亡き後も頻繁なリリースが
繰り返されるデッド。当時はスタジオ作よりライブの評判が高かったらしいが、
このスタジオ作も充分サイケ。


メンボーズ/子猫の足
album-はね(1997)

アコースティック・フォーク・ガール・デュオ。
その舌足らずな歌い方と、切ないメロディと、無垢な愛情と、
人間の奥底を見透かすかの様な視点の鋭さが(多分無自覚)衝撃だった。
余りに好き過ぎて、三条のライブに呼んだのはもう10年以上前。

村八分/ドラネコ
album-草臥れて(1991)

そういや、チャー坊の声はネコのテイストが有るなぁ。

2/15 on air list 「床(ゆか)から一掴み」

最近買ったもの、聞いたもののなかから面白かったものを
チョイスして流す恒例企画。

hawkwind/brainstorm
hawkwind/silver machine
album-at the bbc 1972(2010)

祝来日。恐らく見に行けそうにはないのが残念。
1972年のBBCコンサート音源を拡大して再CD化。
以前はwindsongから1972.9.28のモノラル音源が
リリースされていたが、今回はステレオヴァージョンも収録。
「宇宙の祭典」期のライブなんで悪いはずが無い。


tim buckley/she is (orange county demo nov.8,1965)
tim buckley/won't you please be my woman (orange county demo nov.8,1965)
tim buckley/wings (home tape summer,1966)
album-tim buckley(1st) DX edition(2011)

1stアルバムのステレオmixとモノmixが1枚目に、そして2枚目にはなんと
デヴュー前のバンド「ザ・ボヘミアンズ」時代の1965年デモと、
1st発売前の1966年のホームレコーディング・デモが!
ザ・ボヘミアンズでのティムは彼の経歴の中でも最もガレージ・ロックしている。

daphne oram/introduction
daphne oram/power tools
album-oramics(2011 rec.1958-77)
daphne
BBCラジオフォニック・ワークショップの最初期女性メンバーの作った音の、
2007年リリースCDのLP再発。4枚組。
手作り感の有る電子音が、ときに愉快にときにクールに流れ出ては過ぎていく。

christoph heemann/mighty joe young parts 4
k7-mighty joe young parts 4 & 7(2010)
christoph
Mirrorのメンバーでも知られるヒーマンの100部限定カセット作。
ピアノを主としたミニマルサウンド。コロコロ転がるかの様な音。


eric la casa/paris radio france central tower -inside- 23 floors
eric la casa/melbourne unilodge building -inside- 6 floors
secousses panoramiques
mini album-secousses panoramiques(2006)
先月の上京時に、新宿タワーレコード、new ageコーナーで衝動買いしたもの。
フランスのフィールド・レコーディング家の、エレベーターの音を収録したもの。
エンジンルーム内を録ったものはまるでノイズ。
エレベーター内を録ったものも、こんなにいろんな音が出てるんだと実に新鮮。
ヘッドフォンで聞くと眩暈すらも。

2/8 on air list 「追悼・TAM ADKレコード」

追悼・TAM 2週目
今週はTAMのレーベル「ADK」特集。
ハードコア・パンク・レーベルとしても有名だが、
実は多彩な音楽性を持ったバンドの方が多かった。
一部バンドの音源は、OKレコードやSSレコーディング、P-VINE、
またはバンド自身によって再発はされたが、まだ多くの音源が未再発だ。
オーナーのTAMの失踪により経営は閉じられ、マスター・テープは
所在不明。いずれ総括したレーベル研究や全音源の発掘もされるべき。


奇形児/奴隷志願
ソノシート(1983)(CD Reissue 2007)

サウンドは、ハードコアと言うよりはブラック・サバスなどの
メタルに近かったかもしれない。
自虐的な歌詞をしゃがれた声で絶叫するヤスのボーカルは存在感があり、
「ヴォーカリスト」としてTAMが認めたのも判る。


マスターベーション/兵士トナッテ戦場ヘ向カエ
ep(1983)(CD Reissue 1999)

ミディアム・テンポの重い曲調は、これもハードコア・パンクとはちょっと違った。
押し殺した声で息苦しく歌う卑龍の歌も印象に残った。
リーダー卑龍は、解散後「トランスフォーマー」を経て、音楽シーンから身を引く。


ニウバイル/ストロベリー・ヒル
ニウバイル
元チフスの田波健が率いていたグループ。
この頃はダーク・サイケなサウンドだったが、徐々にファンクになって行く。


あぶらだこ/ランニングハイ
ソノシート(1983)(CD Reissue 2008)

この頃はコミカルとも冗談ともつかないスタイルのパンク・サウンド。
歌詞もキチンと意味が汲み取れたり、皮肉を込めたメッセージ性もあったのだが、
その後は変拍子や難解な曲展開、意味不明な歌詞など、どんどん変化していく。
ヒロトモは元変態クラブ、初代ギターのイズミは元チフス、
初代ドラムのマルは後にラフィン・ノーズ、2代目ドラムは吉田達也。
ヒロトモとイズミは、当時のDOLL読者欄で互いにメンバー募集をかけていたのが
確認できる。


LSD/ワースト・タイム
LSD
ボーカルの亜危異はG-ZETのゲストとしても参加。
典型的なハードコア・パンク。


ナース/またたび
ep-ナースII(1984)
ナース2
RBFからも作品を出していた女性4人バンドだったが、ADKでは2人脱退していて
ガスタンクのタツとエクスキュートのユーロが参加。
ポップさもある弾けたサウンドが小気味良い。


リアル/レジスタンス
ep-REAL 4(1984)
反天皇制など政治色の強い活動を続けたリアル。
この作品ではボーカルが聞き取り辛いMIXになってしまい、
その事が後にデュカスとADKの確執を産んだ。


コーマ/コーダ
7'-in a coma(1985)
キリング・ジョークを思わせるハード・エッジなギターサウンドが
印象的。ドラムは元奇形児のpoo-yan


ガーゼ/power
album-fuck heads(1985)

現在も現役!。ハードコア・パンクと言えば絶対欠かせない存在。
問答無用。ライブに行け。CD聞け。

2/1 on air list 「追悼・TAM」

スターリンのギタリストでもあり自主製作レーベルの「ADK」を
主催したTAMが亡くなったことがツイッターTL上に現れたのは
1月の中旬。その後、それは事実と判った。
チフス時代は知らないのだが、スターリン時代の、ギターリフを主体とした
轟音ウォール・サウンドは衝撃だった。
また、TAMの始めたレーベル「ADK」は、ハードコアパンクの代名詞として
知れ渡り、自分にとっても「レーベル・カラー」を初めて意識させてくれた
存在だった。
経営面で行き詰まり、1985年夏の大阪エッグプラントでのライブ後、失踪。
シーンから姿を消してしまったが、TAMの残した功績はいまでも大きい。
ADKに残された多くの音源は、未だに光を放っている。
2週に分けて、TAMの残した音源の特集。


スターリン/トラッシュ
album-トラッシュ(1981)
トラッシュ
当時としては異例の2000枚を速攻売り切った、
またスターリンとしても最高傑作と思う作品。
様々な理由で再発が困難な一枚。


スターリン/365
album-虫(1983)

ミチロウの書く歌詞の異様さと、TAMの絨毯爆撃的ギター・サウンドが
極められたアルバム。


TAM/ゴジラ破壊のテーマ
TAM/下水道のペテン師(カラオケ)from TAM Vol.1
7'-TAM Vol.1(1983)
ADKよりリリースされたソロ名義の作品。
オマケで付いたスターリン・ナンバーのカラオケ・ソノシートは
当時ミチロウのヴォーカル・スタイルに不信感を抱いた
TAMなりの回答だったらしい。


G-ZET/G-MORE-ZET
12'-G-ZET(1984)
G-ZET
1984年の日比谷野音では、G-ZETの急遽解散により
出演がキャンセルされたため、G-ZETのライブは
結局見れず終いだった。
単独作品としては唯一のもの。


ブラッド・ベリ/no title
album-G-ZET(1999 OK record)
G-ZET.jpg
1985年夏、大阪エッグプラントでのライブ後、
TAMが失踪した事によって未完成に終わった
ブラッド・ベリの曲は、1999年のOKレコードからのCD再発で
日の目を見た。これの完成形を聞きたかった。


TAM-BOY-IDE/TANK
10'-bootleg(1984)
tamboyide
これは当時何度も繰り返し聞いたもの。
EDPSのBOY、午前四時の井出とのスタジオ・セッションを
収録したもの。即興ハード・ロックとも言えるような演奏だが、
3者のプレイの奇跡的な融合を記録した一枚。


スターリン/先天性労働者
12'(1983)
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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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