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7/27 on air list 「オールスター」

下の記事にある様に、プロ野球オールスター戦に行ってきた。
で今週はそれにあやかって、音楽でのオールスター、
様々なアーティストが組んだユニットや集合したスーパーグループなど、
(例えばバンドエイドなど。流さないけど)を特集してみた。

artists united against aparttheid/sun city(last mix)
12'-sun city(1985)

かつて南アフリカで行われていた人種隔離政策「アパルトヘイト」に
反対するアーティストが集まって製作されたもの。
普段、こういったいわばチャリティーものには参加しないアーティストが
多数参加。一癖も二癖もある奴らが一堂に会する様は圧巻。

little village/solar sex panel
album-little village(1992)
ジョン・ハイアット、ニック・ロウ、ライ・クーダー、ジム・ケルトナー
による、地味すぎるスーパーグループ(笑)。
個人的にはスゲーって面子なんだが、世間的には盛り上がらなかった覚えが。
構想長かった割には1年ほどで終了。惜しい。

space explosion/im hall
album-space explosion(1997)

ジャーマン・ロックの主力メンバーが終結。
よくこういったユニットは各バンドのホントの主メンバーでなく、
「そんなヤツいたっけ」的なメンバーが集まったものも少なくないが、
これは別格。メビウス、ノイメイヤー、ザッピ、カーラー、ペロン。
緊張感のある弛緩した演奏がダラダラと続く。矛盾、否定が同居する
言い方になるが、褒め言葉でもあるし、まさにそうとしか表現できない
演奏である。

三つの赤いシャックスとえんどう豆の木/第五氷河期(live at 琵琶湖サンケイ・バレイ)
三つの赤いシャックスとえんどう豆の木/ちょっとそこ行く夜の蝶
album-1969京都フォークキャンプ(1998 rec.1969)
ジャックス、五つの赤い風船、遠藤賢司の日本フォークのスーパーユニット。
ジャックス解散後のリラックスした感のある早川義夫の歌が印象的。
近年のスケベ歌路線が、既にここで発芽していた。


johnny thunders unit/(i'm not your)steppin' stone
album-ザ・カヴァー・スペシャル(1988)
カバー曲だけを演奏するというイベントのライブ盤。
渋谷公会堂(現・CCレモンホール)でのイベントだったが、この日
最前列でこのイベントを見ていた。
オリジナルより何かみんな嬉々としてカバー演奏する彼らの顔は
笑顔が多かった。
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プロ野球オールスター

7/24、新潟市内ハードオフエコスタジアムで、プロ野球オールスター戦が行われた。
新潟では初の開催となるが、本当ならもっと早い時期に開催予定だった。
2004年の地震や水害の影響で球場建設が延期となり、開催が決定していたものが
一旦白紙に戻され消滅したかに思われた。
しかし開催を望む強い声と働きかけで、今年遂に開催の運びとなった。
懸念された午後からの高い確率の降雨予報は外れ、最後まで好天に恵まれた。
チケットは完売。満員のスタジアム内で、スター選手のプレーを堪能してきた。
7-24オールスター
各球団の主力選手の応援風景や、球場内2周したウェーブや、球団マスコットによるアトラクションや
地元団体による催しものや、ホームラン競争や、全て良い雰囲気のなか行われ、
素直に楽しめたあっと言う間の5時間だった。

我が愛するベイスターズからの唯一の選出、山口俊を前日の試合に原監督は登板させた。
登板させるなら、準フランチャイズ(になると噂されてる)の新潟でだろ、と憤慨していたが、
この日も連投。打球を足に受けながらその後も投げ、賞も獲得。
後半戦もがんばってくれい。
7-24オールスター2
帰宅時の駐車場からの脱出が時間掛かるのは、何とかして欲しい。

知人がグーグルマップでエコスタジアム付近を見た感想が、「敷地が広すぎる」

7/20 on air list 「NEU!」「velvet」

ジャーマン・ロックの雄、「NEU!」のアナログBOXと、
velvet underground/quine tapesのアナログBOXが発売されたのを
記念して特集を。

肝心の音に関する事は、今更多く語ることは無いのでここでは割愛。
今回はその装丁やオマケなどについて記しておく(笑)

当初は、さほど興味をそそられなかったが、NEU!者の自分としては
ディンガーへの手向けの意味を込めて購入。しかし手元に届いたものを
見て驚いた。
1stと2ndがホワイトビニールなのは、以前のアナログ再発も同じなので
これは特に問題なし。
「1986」と「LIVE」は過去キャプテン・トリップからリリースされた
ものと同じだろうと思っていたらこれが大違い。
「LIVE」はエディット物だが、オリジナルが冗長でダラダラしたものに比べ、
聞き所を抜粋した、タイトな内容に変貌。
そして「1986」(未発表曲集のクレジットは厳密には間違いだが)は、まず
盤がイエロー・ヴィニール、でキャプトリ盤と曲順、曲名が幾つか異なり
エディットなど編集がされている。そしてキャプトリ盤には収録されなかった
セッションも幾つか収録されている。
ブックレットも見たことの無い写真や文章も満載。
スプレー使用でロゴがプリント出来るステンシルが付属。
コードをネットで入力する事でデジタル音源のダウンロードと
T-シャツも入手出来る。
事前に全て判っていれば迷う事無く買ったはず(笑)

NEU!/live
NEU!/crazy
NEU!/drive
NEU!/super 16
NEU!/super 78

album-neu! LP BOX(2010 rec.1971-1986)

the velvet underground/foggy notion(live)
the velvet underground/rock and roll(live)
the velvet underground/sister ray(live)
元リチャード・ヘル&ヴォイドイズ、ルー・リード・バンドで
印象的で素晴らしいギターを聞かせてくれた、故ロバート・クワインの
数年前にリリースされた、秘蔵テープ集のアナログ再発。
ダブル・ジャケ、ブックレットも充実。
何より、1969年のヴェルヴェッツのR&Rバンドとして輝いていた時期の
貴重な録音のアナログ化と言うのに意義が有る。
R&Rとは崖っぷちに立つ事。そのスリリングさを体験出来る。


album-quine tapes(2010 rec.1969)

7/13 on air list 「ディスクガレージ」

DG
新潟市内のレコードショップ、「ディスク・ガレージ」が7月4日で閉店した。
店主の急逝による不可抗力な事情に寄る。
一時は頻繁に通ったお店で、ユニークな品揃えとともに数多のアナログ盤が置かれてた。
アナログに囲まれている空間が心地よかった。
自身の音楽趣味の変動に伴って、ここ数年は足を運ぶ事は少なくはなっていたが、
レコード店の実店舗減少が言われる昨今、残念な次第。
閉店前に寄らせてもらい、何枚か購入させてもらった。
長年、ありがとうございました。

zeni geva/shirushi
album-nai-ha(1997 orig.1992)
岸野一之(NULL)率いるオルタナティブ・ロック・バンド。
スティーブ・アルビニも製作に参加した1992年作品のアナログ再発。

sonic's rendezvous/city slang(live 1978)
album-sweet nothing(1998)
フレッド"ソニックス"スミスがMC5解散後に結成していた
ハイ・ヴォルテージ・フル・エナジー・R&R・バンド。
CDでも発売されていた作品の、アナログ・ヴァージョン黒盤。
(カラー・ヴィニール盤も存在する)

で、以下は「床から一掴み」
最近買った&聞きなおしたものの中からチョイス。

nirvana/scoff(live 1990)
nirvana/love buzz(live 1990)
album-bleach(2010 orig.1989)


サブ・ポップからの1stのデラックスエディションのアナログ盤2枚組。
1990年のLIVEをカップリング。
昔聞いた当時は、「ネヴァーマインド」程の圧倒感が無くて肩透かしを
食らったような覚えが有るが、今聞きなおすと、
隙間の多いギザギザとした音はガレージ・パンクのそれ。
そういや、ヴェルヴェット・チルドレンだったし、彼ら。

place called space/星と恐竜
place called space/雨の広場から~ワイルドサイドを歩け
album-星と恐竜(2003)
大木美佐子によるソロユニットの2作目。
ツイッター上でこの作品の事が話題になったので、久々に聞いてみた。
美しいメロディと、不安定な歌い方に儚さと強情さが同居するような感に
しばし引き込まれる。これはCD-Rヴァージョンで、のちにプレスCDで
再発された。

parson sound/tio minuter(ten minutes)
album-parson sound(2001 rec.1967-1968)

スウェーデンの、ヘヴィー・ダウナー系のドロドロサイケ。
10年ほど前にCD化されてた発掘音源が、アナログ3枚組で再発。

7/6 on air list 「七夕」

7/7は七夕と言う事で、ほぼ毎年(忘れる年もあった)この時期は
星に関係する曲の特集。
しかし梅雨時期にこの行事、旧暦の8月にやった方が
本来の意義も有るのでは?

pink floyd/interstellar overdrive(星空のドライブ)
album-o.s.t./tonite let's all make love in london(1990 version)
1stアルバム収録とは全くの別テイクで、全編ドラムのリズムパターンがあり、
サイケ・トリップR&R的な曲。
初レコーディングセッションからのテイクで、1990年に初めて
そのフル・ヴァージョンが公開された。

ザ・スター・クラブ/the unknown soldier
album-魂のないアルバム(1997)
本来は1984年インディーズからのシングル収録曲で、それのリメイク。
ミドルテンポの、スタークラブには珍しい曲調。


michael Karoli & polly eltes/shouting stars

album-dluge(the complete edition)(1994 rec.1984)
おそらく唯一のソロ名義(厳密にはコンビとしての)作品。
レゲエ、南国風なエキゾチックな雰囲気がほぼ全編を占め、
CANでのあの音を期待すると外れるが、好きな作品。


whitehouse/thank your lucky stars
album-thank your lucky stars(1989)
卑猥な歌詞を叫びまくる、ノイズ界のベテランの
再結成後の一作目。TGのオリッジは毛嫌いしてるらしい。


ジ・アクシデンツ/スターになりたい
12'-nite time(1984)
九州ロック界の重役、スマイリー原島が1980年代に率いてたバンド。
初期は穴井仁吉も在籍。九州特有のビート感が心地よい。
インディーズリリースの12'より。

灰野敬二/天乃川(live)
album-天乃川(1993 rec.1973)
ギターもボーカルも出て来ない、灰野敬二初期の全編ノイズ作品。
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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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