6/29 on air list 「stoodges/1st」

ストゥージズの1stアルバムのコレクターズ・エディションが
ライノ・ハンドメイドより発売された。
で、今週は前半はこのアルバムを特集。
後半は、同時期に発売されたストゥージズの2代目ギタリスト、
james williamsonのソロアルバムからもオンエアー。

コレクターズ・エディション海外通販限定だが、日本では楽天内のワーナー・ミュージックが
独占販売しているので、まだ入手可能かと思うが限定なので急がれたし。

数年前、CD2枚組のデラックス・エディションがリリースされて
いるが、今回のはそれの拡大版といった内容。
特に、プロデューサーのジョン・ケイルが手がけた
オリジナル・ミックスが、これで全曲披露されたのが嬉しい。
オリジナルLPテイクと比較して、テープ・スピードが遅く(LPの方が早い?)
ささくれだった音像。ただし、スピードが遅い分、
リズム隊の乱れがよく判るw。

彼らの初期3作が、これで全作デラックス盤が発売されたが
どれも興味深い内容である。

パンクのゴッド・ファーザーなどと称される彼らだが、
それは2nd以降の音を指しての事。
この1stでは、ドローン・サイケなど、初期のまだ曲らしい曲を演奏できず、
即興で混沌とした音を垂れ流していた頃のイメージも濃く残していて、
パンクのイメージからは遠い。
実際、この1st製作時はアルバム収録用の持ち曲が少なく、
数日で曲を幾つかやっつけで作りようやくアルバムの体裁を整えたらしい。
しかもその内の一曲が10分強の即興演奏の「we will fall」だし。
しかもかなりケイルに助けられているしw

the stooges/asthma attack
the stooges/ann(original john cale mix)
the stooges/we will fall(original john cale mix)
the stooges/not right(original john cale mix)
the stooges/i wanna be your dog(original john cale mix)
album-the stooges collectors edition(2010 rec.1969)




実は昨年末からストゥージズ関連の作品がリリースラッシュである。
2nd発表後の5人編成時のライブとか、ロー・パワーのデラックス・エディションとか
そして、2代目ギタリストのジェームス・ウィリアムスンのソロが登場。
ちなみに収録曲は殆どがストゥージズの曲で、そしてウィリアムスンは
歌っていません。ヴォーカルは別に居る。しかも音質は会場録りのようで海賊盤のごとき。
しかし何ら問題は無し、出た事に意義が有るw
CDとアナログと両方発売だったが、迷わずアナログ購入。
盤はレッド・ヴィニール、サイン入りポストカード、恐らくアルバム収録同会場での
ライブDVD付。
j-w-3
james2.gif

james williamson/search and destroy
james williamson/TV eye
album-james williamson with the careless hearts(2010)



※このリンクはCDヴァージョンです。
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NEU! VINYL BOX

GRONLANDから「NEU!」のLP BOXがリリースされていた。
たまたまネット上で情報を見つけたが、即買いはせずしばし躊躇した。
未発表音源と称された1986年のセッションは、昔キャプテントリップから
リリースされていた「NEU! 4」だし、1972年ライブもそう。
今回はローター主導の下のリリースみたいなので、ディンガーが
独断に近い形で出した「4」は、ローターにとっては「未発表」の扱いなのだろう。
音源自体は全て所有しているのだが、やはりここは「NEU!」者としては
入手しておかなければと思い直した。
とどいたそのBOXの装丁は、思った以上に丁寧な作り。
箱内部は鮮やかな蛍光オレンジ。目が痛いw
1st、2ndはホワイトビニール、4thはイエロービニール、
ブックレットは見たこと無い写真多し。デジタルデーターとオマケのTシャツは
WEBで記載のコードを入力するともらえる様だがまだ未確認。

GRONLANDで、「4」からのカットで12'もリリースされる模様。
こうなったらこれも入手の方向で。

全世界の「NEU!」者よ、限定なので急げっ(笑)


http://www.neu2010-shop.com/content/start.aspx?s=78


6/22 on air list 「雨」

梅雨入りしたので、ほぼ毎年この時期恒例の企画、
「雨」に関する歌特集。


シオン/街は今日も雨さ
12'-新宿の片隅で(1985)
新宿東口に有ったレコ屋「帝都無線」で大プッシュされていた。
それ以前から雑誌の小さい記事で紹介されていたのを見て気には
なっていたが、都会での生活に翻弄されながらも、それでも懸命に
生き抜こうとする自分や人達を描いた詩に惹かれた。

はっぴいえんど/相合傘
album-はっぴいえんど(1973)
実ははっぴいえんどを意識して聞き出したのはかなり遅い。
て言うか、当時は判んなかったw
この曲は矢野顕子ヴァージョンを聞いたのが先。

浜田真理子/水の都に雨が降る
album-mariko live こころうた(2004)
島根に彼女のライブを見に行き、雨の中でバスに乗った時、
この曲がオーバーラップした。

メンボーズ/雨にぬれても
シングル(1998)
女性2人組のフォークユニットの最終作。
バカラックのカバー。詩は彼女らの訳詩。
拙稚な演奏や歌ながら、その無垢や無自覚故の
視点の鋭さ深さは素晴らしいものだった。
あまりに惚れ込み過ぎて、三条でにのライブを企画した。
勿論大赤字。しかし後悔は微塵も無かった。

the jesus and mary chain/happy when it rains(live 1995)
album-live in concert(2003)
英国のシューゲイザーやギター・バンドは、彼らがいなければ
始まってなかったと思うのだが。
ただこの時期は、初期の尖った感じはなく、良くも悪くも
ポップなギター・バンドのそれ。解散間近なのも要因。

ルースターズ/ハード・レイン
album-グッド・ドリームス(1984)
ネオ・サイケ時代の作品。
この後、大江は前にも増して精神的に不安定になっていく。
千葉流山で見たライブでは、大江はステージ中央に立ったまま、
一言位しか歌詞を発せず、バックの演奏だけが展開されて行くと言う
異様な雰囲気のライブを体験した事がある。
見てはいけないものを見に来てしまっている罪悪感。
大江の精神崩壊については、ある意味自分も同罪だったのかも。

もんたよしのり/雨あがり
7'(1972 B-side)
もんた&ブラザーズ以前の作品。
ソウルフルな黒っぽいヴォーカル時代のもの。
まだ声がそんなに割れていなく、女性の様にも聞こえる。

david tudor・jonh cage /rainforest?・mureau
album-david tudor・jonh cage /rainforest?・mureau




QUINE TAPES 6LP BOX

リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズや1980年代のルー・リード・バンドで、
素晴らしいギターを聞かせてくれた、故・ロバート・クワイン。
彼はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの大ファンで、
1969年頃追っかけをしていた。
彼が会場内で録音していたライブ・テープが編纂され
「ブートレッグ・シリーズ Vol.1」として2001年に世に出た。
その後クワインの死により、続編計画は頓挫してしまっていたが、
先日この「Vol.1」がアナログLP6枚組BOXとしてsundazedからリイシューされた。
多くのヴェルヴェット者は、何ら躊躇う事無くこれの入手に走って居る事と思う。
しかしヴェルヴェット信者ではない人たちにとってヴェルヴェットとはどのように
思われているのだろうか?
主にフューチャーされるのは、やはりアンディ・ウォーホールが関わった1stだし、
ジョン・ケイルが在籍していた2ndあたりまでが対象だろう。
デカダンス、アヴァンギャルド、喧騒、タブー、ドラッグ、サドマゾ、
そんなイメージが今だ語られる事が多い彼ら。この1969年のライヴ集は、
ケイル不在の一触即発的な緊張感は無いが、
優れたロックン・ロール・ダンス・バンドでもある事を証明している。
などと偉そうな事を書いているが、自分も判るまでずいぶんと回り道をした。
アナログの質感でこの作品に再び触れてみたい。

今頃、5月の三条まつりについて

sanjo-fes
5月に行われた三条まつりの事を今頃アップw
大名行列や舞い込み、夜店などは時間の都合で全部パス。まぁ過去何度も見た&参加したし。

で、目当ては5月16日に行われた「太々神楽奉奏」。
若年の頃はこういったものに興味が無かったのは事実なので見てなかったのは白状しておく。
近年は純邦楽の方面も興味を持つようになっていたが、仕事の都合でなかなか見に行ける機会が
なかったが、今年は日曜にかかることもあって見に行けた。

神様に納める舞いや音楽なので本来はこっちが祭りとしては主なんだろうけど、
何ですか?この閑散っぷりは。。
うーん。三条市はもっと大きく宣伝するべきでは。

個人的には緩やかな時間の流れを楽しめたんですが。

6/15 on air list 「タバタミツル、割礼」

4半世紀の活動を経て今もサイケデリアであり続ける
2アーティストの新譜が届いた。
タバタミツル、割礼。
今なお活発な活動を続ている事も、リスペクトに値する。

タバタミツル/月の石
タバタミツル/殺しのライセンス
タバタミツル/海の藻くず
album-ルシファー(2010)
レニングラード・ブルース・マシーン、ゼニゲバ、ボアダムス、
のいづんずり、アシッド・マザー・テンプル、YBO2、etc...
様々なバンドで活動を続けてきたタバタの、
以外にも初の国内盤ソロ・アルバム。
海外リリースの過去のソロは、ギター・インプロを中心とした物だったが、
今回のこれは歌を中心としたもの。
飄々としたユーモラスにも見える歌い方と不可思議な歌詞、そして演奏は
間違いなく極上のサイケデリック。意味不明な歌詞フレーズも、
妙に深さを感じてしまう。


割礼/リボンの騎士(B song judge)
割礼/革命
album-月をみる(2010)
復活後の2作では、拡がりを持ったポップさも含んだサウンドを
見せていたが、今作では1988年頃のテンポを極端に落とした、
ヘヴィーな曲に戻った感がある。
代表曲ながら、過去スタジオ録音ではアルバムに未収録の
「リボンの騎士」が圧巻。


6/8 on air list 「A-MUSIK」

竹田賢一率いる「A-MUSIK」
その唯一のアルバム「エクイロジュ」を買い逃して4半世紀。
買い逃したのは、様々なトラブルでリリースが1年以上遅れ
そのタイミングを逸した事も要因だが。ずっと気になってた一枚。
4/24上京の際に立ち寄った中古レコ屋で、このアルバムに遭遇。
ようやく入手できたもの。
で、今週はこのアルバムから何曲かと、「A-MUSIK」関連の
アーティストの曲をいくつか。

リーダーの竹田賢一は主に大正琴を演奏。
ノスタルジックな音楽が連想されるが、
曲は反権力、反独裁の色彩が思いっきり強い。
曲はフリージャズ、民族音楽などの要素が混在してる。
対独裁政権に立ち向かう民衆、ナチスの強制収容所で密かに反抗する囚人などの
「うた」のカバーが大半をしめるが、悲壮感の中に確固たる意思を感じ取れた気がする。

元々は、ピナコテカからリリースされる予定だったものが様々なトラブルの末
バンド製作バルコニー配給で1年以上遅れて1984年頃に発売された。
未だ再発は無いはず。webでは音源が公開されている様だ。

バンド参加メンバーが豪華。
竹田賢一、小山哲人、石渡明廣、久下惠生、工藤冬里、篠田昌巳、高橋鮎生などなど。

A-MUSIK/不屈の民
A-MUSIK/反日ラップ
A-MUSIK/ぬかるみの兵士たち
A-MUSIK/i dance
A-MUSIK
album-エクイロジュ(1984)



パンゴ/ワルツ
album-waltz(1995)
当時はピナコテカからリリースされてたのがオリジナル。
これもタンゴ、パンク、ジャズなどがごった煮になっている。
基本、ダンスミュージックかと思っている。
で参加メンバーが、「A-MUSIK」とかなり被る。


ノイズ/羊
album-天皇(1980)
工藤冬里が大村礼子(現・工藤礼子)と組んだユニット。
終末感を思わせる割れまくっている録音のオルガンの響きと、
無垢な大村礼子の歌が妙に合っている。

6/1 on air list 「ノイズ」NWW他

先週の電子音楽の流れから、今週はその別形態としての「ノイズ」を何曲か。

放送局のSEから、現代音楽、ロックやパンクを経過し変形したノイズ、エレポップ、テクノ。
様々な形態に変化しつつ、今は音楽に限らず、日常の中でも多くの電子音が溢れている。
そんな中でも、個人的にはパンクのフィルターを通して辿り着いた「ノイズ」に今だ心を躍らせてしまう。

過去のノイズ作品のCD再発も一段落したのか、近年はLP再発が活発だ。
ノイズを聞き始めの頃は、特に海外の作品はリリース枚数も少ない事が有って、
入手出来なかったものも多い。で、ついそのアナログ再発を買ってしまうわけですがw

whitehouse/i'm comin' up your ass
album-great white death(1984)
再結成前末期ホワイトハウスの最終作。派手目のハーシュ音が後退し、
ミニマルな雰囲気も漂わせる作風。
近年のホワイトハウスLP再発プロジェクトの一環の一枚。


nurse with wound/the six butttons of sex appeal
album-chance meeting on a dissecting table of a sewing machine and an umbrella(1979)
2001年のセッションをボーナストラックで加えたLP2枚組。
ノイズ、エレクトロニクスと言うよりは、ギターも入っていてフリージャズなどに近いかも。
nwwはロック系ミュージシャンとの共演も多い。


throbbing gristle/zyklon B zombie
album-thirty-second annual peport
1st「second annual report」のリメイク(?)。web限定でまだ販売されているようだが、
LP+CD+アクリルフレーム仕様のものはえらく高価。
不安感を増長させるような不穏な音塊が溢れている。


john foxx/underpass(mark reeder's sinister subway mix)
album-metatronic(2010)
一曲だけ、ちょっとちゃんとした(笑)曲をはさんで。
パンクを経て、エレポップ、テクノへと移行。
近年はアンビエント、テクノの双傾向の作品と過去作品のリイシューを超乱発している。
追っかけきれません。
これは近年のテクノよりの作品をまとめたベストとライブとPVなどを納めたDVDの3枚組仕様。


タンジェリン・ドリーム・シンジケート/live at alpha centaur
album-Ⅲviolins for Ⅲ stooges(2001)
4/24に見たライブが良かったので(機材の不調などで当人達は不満足な内容だったらしいが)、
遅ればせながら入手した一枚。
当日のライブの雰囲気を思いださせてくれるドローン&スペーシーな音。


whitehouse/great white death


nurse with wound/chance meeting...
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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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