FC2ブログ

「King Crimson/THRAK」 2021年の入手モノ

King Crimson/THRAK(Panegyric KCLPX13)(2LP)(新品)
P1000717.jpg
P1000718.jpg
1995年にリリースされた再々結成クリムゾンのフルアルバムだが、
このアナログ盤がアマゾンで格安で売られていたので、つい魔が差して購入。
2019年にリリースされたもので、調べたらアナログでの再発は初との事。
とっくにアナログ化はされてると思ったので意外だった。

リアルタイムでCDを買って、当時は結構聞いたはずなのに(一時手放したが)、
今回聞き直してかなり印象が違った。
ダブル・トリオ編成を凡そ左右に振り分けたMIXではあるが、
これが異様なまでに「どうかしている」MIXなのを再発見。
こんな変な音配置だったっけ、こんな音鳴っていたっけ、と
何度も聞き直す始末。
多くの楽器の音が重ならず同時にあっちこっちで鳴っている、
と言うと判ってもらえるだろうか。

「ヌーヴォ・メタル」の名にふさわしく、「RED」以上にヘヴィーに迫ってくる。
いや、これこんな良いアルバムだったけ?と昔の自分を叱りたい今日この頃。
アナログの音質なのも耳に馴染んで聞ける理由かも。
と言う訳で、昔の自分に自戒を込めつつ、ヘビロテ中。


スポンサーサイト



テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「石原洋/formula」 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど

石原洋/formula (zelone ZEL-021)(LP)(新品)P1000564.jpg
P1000565.jpg

今年初めころの入手作品になるのだが、
石原さんの、実に23年振りの2ndソロ・アルバム。
LPとCDの2アイテムでリリース(どちらも特殊ジャケ)されたが、もちろん両方とも購入。

前のソロ作「Passivite」はダウナーな作品だったが、
ちゃんとサイケデリック・ロックであった。
で、今作は街の喧騒や雑踏の後ろで密かに歌と演奏が控えめに聞こえると言った、
純粋な「音楽」作品では無かった。

これは、現代の音楽の聴かれ方を示唆しているんではないだろうか、
とか穿った見方をしてしまう。
つまり今や音楽は部屋でステレオ装置で聞くものでなく、
デジタルプレーヤーなどで街中でや移動中に聞かれている。
音楽に対峙することは少なく、生活音に紛れつつ「ながら」聞かれる。
そんな事を思ってしまう。

ただねー、この「演奏」がやたら良い訳で、
これだけを聞きたかったと思ったのは自分だけじゃないはず。
いずれ単独で出してくれないかなー、と願いつつ。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「Yoran/montparnasse」 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど

Yoran/montparnasse(Camisole CAM016)(12')(新品)
P1000657.jpg
P1000658.jpg

現在は「ヨージ・ビオメハニカ」として著名との事だが、
自分にとってはラフィン・ノーズのベーシストYORANの認識で止まっている。
そのYORANが故・林直人さんの起こした伝説のレーベル「アンバランス」から
1981年にリリースされたシングル盤が突如12インチフォーマットで再発。

フランス映画からと思われる音源をコラージュして、
淡く儚い幻想的な世界を構築した作品ではあるが、
入手当時は全くピンとこなかった。
当たり前である。自分はラフィン・ノーズをキーワードに
このシングルに辿り着いた。
当時パンク小僧だった自分にとってはコラージュ作なぞ
「???」しか感想が無い。

P1000659.jpg
オリジナルのレーベル面
P1000660.jpg
リイシュー&オリジナル比較

だが年を経るにつれてこの作品は聞く頻度が上がっていき、
楽しめるようになったのは本当にここ10年くらいのこと。
しかしこれをYORANが作ったのが高校生とは恐るべし。

リマスターされ12インチになったことで音質が向上しているらしいが、
元音源がくぐもったボケボケなもんで、まぁ察してしかるべき。
また、オリジナル持ってるけどリイシューも買ってしまったパターンっすね。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「向島ゆり子/SOLO」 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど

向島ゆり子/SOLO(裏窓 URA-002)(LP)(新品)
P1000654.jpg

向島ゆり子と言えば自分らの世代では
ピナコテカからアルバムを出していた「パンゴ」の時の菅波ゆり子の方が実はしっくりくる。
ご本人にしてみれが甚だご迷惑とは思うが(苦笑)。
今年3月に新宿のライブハウス裏窓からLPのみでリリースされたソロアルバムだが、
こちらとしては喜び勇んで購入した訳だけど、なんとわずか10日で完売したとのこと。
100枚限定とはいえ恐るべし向島ゆり子。

P1000656.jpg

攻撃的なバイオリン、
フリージャズなピアノ、
センチメンタルな旋律を奏でるピアノ、
時折現れるボイス(歌ではない)、
ダビング一切なしの完全生楽器ソロ。
どれもこれも手を止めスピーカーに対峙して聞き入ってしまう。
音数は少ないがそれ以上の豊かさを感じてしまう。
奏でられる全ての音が美しい。

100枚限定なのは惜しい。もっと多くの人の耳に届くべき、
って思ってたらデジタル配信を始めたとのこと。
https://uramado.bandcamp.com/album/mukoujima-yuriko-solo

P1000655 (1)

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「ザ・スターリン/trash*」 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど。

ザ・スターリン/trash*(POLITICAL MIG2506L)(LP)(新品)
P1000639.jpg
P1000640.jpg

今年リリースされた再発モノの中で、間違いなく「事件」級の1枚。
「都市通信」の時も同じことを書いたけど、紛れもない事実。
日本パンクの金字塔でありながら、約40年の間1度も再発されなかった(海賊盤は勿論除く)。
今回の再発は限定LPとCDの2種だったがどちらも入手。
実はLPは一度入手し損なったのだが、
幸運も手伝って某サイトに再入荷の報を見つけて購入できた。
ああ、良かったw

自分は1981年に、店名は失念したが確か新宿のレコード店で、
オリジナル盤の新品をリアルタイムで購入した。
当初は1000枚限定だったのが追加プレスされ2000枚になった。
そのため、速攻完売とはならず暫くは店頭で見かけたが、やはりほどなく売り切れ。
その後のこのアルバムの評価などについては言うまでのない。

メジャー盤の「ストップ・ジャップ」より、自分はこの「trash」を愛聴してきた。
スタジオ録音のA面の生々しい音質やLIVEのB面の混沌としていく様も。
何百回聞いたか判らない。全曲一緒に歌える(笑)。

ただ、今回の再発に関してはネット上でも公表されたように、
「遠藤ミチロウ」の存在が大きく関わっている。
つまり、自分の手元にこの再発LPが有るという事は、
あの時以来故意に避け続けてきた事実を、
ミチロウさんが「居ない」という事を、嫌でも受け入れなくてはならない。
そんな複雑な思いのアルバムでもある。

ちなみにオリジナルとの差異は、ジャケ裏のバーコードとジャスラックと値段表記と型番。
ジャスラックのロゴ、個人的感想ですがデザイン的にちょっと無粋すかねー(苦笑)。
P1000642.jpg
P1000638.jpg

あと表ジャケの宮西計三さんのイラストが、恐らくは大元の版下がなくLPジャケからのコピーだったのか、
再発の方は線がボケているのが少し残....いや、マニアの戯言と聞き流してください。
それから、オリジナルと再発盤LPやCDとの音の違いは余り感じられず、
過剰なリマスターは施されていない様だ。
元の生々しい音質が好きだったので変にドンシャリになってたらどうしようと思っていたが
そこは流石いぬん堂さんの仕事の丁寧さ。

再発CDも加えて、trash3兄弟で一応記念写真。
P1000644.jpg

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

Recommend
プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
twitter
最近のお勧め
amazon
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード