今年の「RECORD STORE DAY」

4月22日は「RECORD STORE DAY」、と言う訳で今年も購入。
しかし以前のブログにも書いたけど、
http://musicfreakout.blog111.fc2.com/blog-entry-289.html
近隣30km内にアナログ盤を買えるお店が無い町に住む者にとって、
このイベントは欲しいモノがあるのに買えないという過酷なものであるのは変わりない。


入荷してなかったり売り切れだったりと、
狙ったもののうち半分も買えなかったが、それでも3枚入手。

村八分/ライブ
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34年振りのアナログ再発。
CDでは何度も再発されているので音源自体は入手は容易だけど、
オリジナル盤と1984年のVIVID再発のLPも以前は持っていたが、
両方とも手放してしまっったのでアナログ再発は歓迎。
オリジナルを再現した被せ帯も嬉しい(笑)。

Klaus Dinger/2000!
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ディンガーの晩年のプロジェクト「JAPANDORF」結成以前のセッション音源。
うーん、ディンガーの作品なので一応買ってみたものの、
習作の域を出てないような(苦笑)。
製作段階のドキュメント作品なのかなー。

Lou Reed/PERFECT NIGHT: LIVE IN LONDON
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1998年にリリースされた、非常に地味なアンプラグド編曲のライブ盤の初アナログ化。
ジャケットのルーのアップは、LPサイズになるとかなり怖い(笑)。


で、村八分とルーは音源自体はCDで良ければずーっと廉価で入手できるんですけどね。
そこはやっぱり「アナログで持っていたい病」としては仕方ない。




ラモーンズのシングルBOXと池玲子、欲しかったなー。


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ジャックス/この道(赤盤)

最近、ようやく念願の1枚を入手した。

日本ロックのオリジネーターと言っても良いバンド「ジャックス」の、
東芝音工からリリースされたシングル盤「この道/からっぽの世界」の赤盤。
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昔、東芝が通常盤とは別に「エバークリーン」と称して、
埃の付着を防ぐ帯電防止剤を盤の原料に入れた盤を、レッド・ワックスでリリースしたもの。
音源自体は今はCDで簡単に聴くことが可能だけど、
完全に「マテリアル」として欲しかった1枚。
黒盤は頻繁に市場に出てくるけど、これは40年近く前に蒲田「えとせとら」のセールで、
他の人に攫われた(笑)苦い思い出が有り、それ以降見たことが無かった。

で、今気になっているのは「ジョーのロック」って赤盤は存在しているのだろうか?
ネットで検索してもヒットしない。
もしそれがあれば、ジャックスのシングル盤はコンプリートとなるのだが。

Phew/Light Sleep

Phewの新作は、ライブ会場限定販売のCD-R3枚から選曲し編集したもので、
久しぶりのアナログ盤。
で、CD-Rは既に所持してて、音源としてはもう聴いたものなんだけど、
そこはPhewの作品とあらば入手しなくては気が済まない性分。
そしてアナログ盤となれば、もう二も無くってことで(笑)。
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ちなみに500枚限定。

思えばPASSからのシングル盤で衝撃を受けてから、1stソロ、アーント・サリーを聴き、
以降はほぼ時系列順に彼女の作品を追ってきた。
近年は、このLPの様な電子音多用のテクノ寄りのサウンドに、
語りに近いボーカルスタイル。

彼女のボーカルは、抑揚が乏しく音程が不安定、等と評されるが、
そういった硬質な感じが自分は好きな訳で。
でも、彼女のアルバムのうちの「歌もの」の「SONS」での優しい表情や、
「ハードコア・パンク」の「MOST」での激しい表情も、また大好きだったりする。

能勢山陽生/Matter and Life

ディーゼル・ギターこと能勢山陽生さんの新作は、
art into lifeからのリリースで初めてのアナログ盤。
限定100枚で、ジャケ表下の写真は裏返して装着化のハンドメイド。

最近はドローンから離れた演奏が多く、
新しいステージに入ったようなイメージを受けるが、
ここでは徹頭徹尾ドローン・サウンド。
このアルバムで、いままでのドローンの集大成を図ったのかもしれない。
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大きめなホールを借り切って無観客ライブで録音されたらしいが、
クリアーで音の広がりを感じさせる音質は、非常に心地よい。

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で、レコーディング・エンジニアのクレジットを見たら
オトノハコの笠原厚浩さんの名があってちょっとビックリ(笑)。
自分らの世代でバンドやってた者なら彼の名前は知ってて当然なのだが、
やっている音楽が違い過ぎなもので、その繋がりが全く判らない(笑)。
まぁ、余談だが。

非常に残念な出来の「YBO2 BOX」

1980年代の日本インディーズシーンを代表するバンド、
YBO2(イボイボ)のBOXセットが発売されたので、早速購入。
CD9枚とDVD1枚の10枚組。うちCD2枚は未発表LIVE。

初代ギタリストのクリさん在籍時のライブに衝撃を受けて、
「熱心」という程では無かったが作品を聞き続けたバンドだった。
なお、2006年にリーダーの北村昌士は亡くなっている。
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彼らの作品がまとめて聞ける作品がリリースされたのは良いのだが、
もっとまともな製作をして欲しかった残念な出来になっている。

不満点が続出したので、以下に列挙してみる。


1.未発表LIVEの「vol.1」「vol.2」は収録時間が25分と16分。2枚に分ける理由が不明。

2.「pale skin,pale face」は、2in1が充分可能なのに2枚に分割。
※つまりCD2枚分、不要。

3.特典ソノシートの音源はまだ有るのに未収録。

4.映像作品も、もっと有るのに未収録。

5.DVDチャプター無し。

6.ブックレット無し。インナーカード一枚だけ。

7.クレジットが詳しくない、というか手抜き&詳細不明。
特に未発表LIVEは、恐らくカセットテープのインデックスに書かれていたものを
そのまま転載したと思われる。
※参照  クレジットはこれだけ。
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8.「KINGDOM OF」静かな部分で大きく針音。「Pale skin」でも針飛び音。
マスター無いだろうからアナログ起こしは許せるにしてももっと良いアナログを使用できなかったのか?

9.Disc 1からの並びが不明。リリース順じゃないのか?

10.STAR SHIPはメジャーリリースだから無理としても「大蜩琳」は何故未収録?

11.フォト関連はジャケット含めて3点のみ。

12.EP「空が堕ちる」未収録。

軽くまとめて、ちょっと出して見ました感があり。
愛情をこめたもっと素晴らしいBOXセットが作れなかったのだろうか。
音楽は素晴らしいだけに非常に残念な作品。

花電車/ライヴ・アット・ノーウェア1987-1989

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花電車/ライヴ・アット・ノーウェア1987-1989

1980年代後半から活動していた、大阪のヘヴィー・サイケ・バンド「花電車」の
初期のライブ音源を編集したアルバムがリリースされた。
ボアダムスのベーシスト、ヒラがボーカルを担当していた事で有名だが、
ともかく当時大阪で一番音がデカかったと言われた轟音バンド。
変拍子を絡めつつ、凶暴なギターと、叫びの中に繊細さを思わせる歌詞。
今聞き直すと、野間さんのギターも、改めて凶悪と実感(笑)。

アルケミーがリリースしたオムニバス・アルバム「ウェスト・サイケデリア」に
収録されていた曲を聞いて、一発で好きになったバンドだった。

今回のアルバムなのだが、実は自分の名前がスペシャル・サンクスとして
クレジットされている。
自分が全く思いもしない内に協力をしてた形なのだが、
大好きなレーベル「アルケミー」の作品というか歴史の中に
自分が僅かでも加われたってことは、本当に「光栄」としか言えない。
憧れのレーベルと繋がりが持てるなんて、
30年前の俺だったら間違いなく失禁ものだろう(笑)

で、肝心のアルバムの内容、もう最高にヘヴィー。
それだけで充分かと思う。一人でも多くの人に聞いてほしい。

あと、「大阪で一番音がデカかった」との事だが、
この頃東京では「マーブル・シープ」が常識を逸した大音量でライブをやってて、
それに慣れていたので、花電車のライブを見たときは、
それほど「轟音」とは思わなかった覚えがある。
慣れって怖い(笑い)


Vashti Bunyan /Heartleap

ブリティッシュ・フィメール・フォーク界の伝説の歌姫、Vashti Bunyan。
前作「LOOKAFTERING」から9年振りのサード・アルバム。
もっとも、そのセカンドもファーストから35年振りのリリースになる訳だが。
伝え聞きくところによると、このサードがラスト作になるらしいとの事だが、
それが残念でならないほど、名作の1stを彷彿させる素朴な歌声が素晴らしい。
前作ではややオーバー・プロデュース気味で、バッキングの音が多すぎるが気になっていた。
だから、今回の揺り戻しは歓迎すべきところ。
爪弾くギターと囁くような歌声。派手な部分は皆無。
でも心を捉えて離さない、淡いのに力強い意志を持った歌に聞き入る。

今回は当然、アナログ盤で購入。何が当然かは、昨今のアナログ復興を考えれば当然(笑)。
しかも、米DICRISTINA盤ではなく、英FAT CAT盤を選択。
何故かは言わずもがな。やっぱり英国のミュージシャンだからねー。
180g重量盤でmp3ダウンロード・コード付。
アナログ万歳。

それにしても、ヴァシュティ来日公演を見に行けなかった事は未だに痛恨の極み。

もめん。/ずずズ。

今から15年前、ストロオズと言うグループがいた。
加藤りま、本間紫織の女性2人組のアコースティック・デュオ。
余談だが、加藤さんのお父さんは元・村八分の加藤義明氏である。
もっとも、それが切っ掛けで自分はストロオズを知ったのだが。
本間さんの少し拙いながらも透き通った声と、加藤さんのややささくれだってはいるが凛とした声。
2人のそれぞれボーカルの曲は、どちらも好きだった。


しかし、程なくして活動停止。
個別でも活動をするといった事は聞こえて来ず、
彼女らの音楽を聞けなくなって、いつしか自分も忘れかけていた。

それが数年前、加藤さんが音楽活動を再開されている事を、ASUNAさんから聞かされた。
「加藤りま」としての新作はすぐ購入して、フェイヴァリットになった。
昨年の新潟でのLIVEは馳せ参じたのは言うまでも無い。
終演後は、加藤さんにこの15年の思いをたけを告白して、サインも貰った。
って書くといかにも愛の告白みたいだが、或る意味同じだ(笑)。


その後、加藤さんとツイッター上での交流の中で、本間さんの消息を知る。
現在は沖縄に在住され、音楽活動もされているとの事。

そんな事を知れば、その現在の彼女の曲を聞きたくなるのは必定。
ご本人にコンタクトを取って、彼女の現在のユニット「もめん。」のアルバムを入手。
ハンドメイドパッケージのCD-Rアルバム。
もめん
もめん。は、しょしょー、わんわん、2人によるユニット。
(ちなみに、「しょしょー」が本間さん)
ギターやトイピアノ、アコースティック楽器などを使った演奏に、
昔と変わらない紫織さんの歌声。
もう、空間が溶けてゲル状になったかのような、緩く淡い歌と演奏に暫し聞き惚れる。
全ての時間感覚がゆるく伸びきって心地よい眠気に誘われる。
それでいて、音の存在感は強い。
緊張感のある倦怠感。そんな矛盾を素直に受け入れられる。

特に「おかえり」と言う曲は、歌詞が「おかえり、おやすみ、おはよう」だけ、
たった此れだけの歌詞なのに、柔らかさと優しさが溢れて感じられる。

自分的には15年のブランクがあったのだが、
紫織さんの歌は今また新鮮に自分を刺激してくれる。

今回、このアルバムを購入した時に、オマケで今年春のリハーサル音源を頂いた。
これも本編に劣らず、興味深く聞けた。

ライブ見てみたいなー。

小堺文雄/Earth Calling

Fumio Kosakai/Earth Calling

日本ノイズ界の重鎮(2重の意味で)、小堺文雄さんの1987年リリースの1stカセットのLP化。
当時は殆ど流通してないらしい、ていうか、このアイテムの存在は知らなかった。
限定250部との事で早速入手。

現在の小堺さんの作られる音と比べ、比較的おとなしめな感じ。
正直、SIDE Bでは退屈した部分もあったが、それでも貴重な音源の再発は嬉しい。

Fumio Kosakai

Hollywood Dream Trip/Would You Like to Know More?

Hollywood Dream Trip/Would You Like to Know More?

昨年の新潟公演の記憶も新しい、Christoph Heemann と Will Longによるプロジェクト、
「Hollywood Dream Trip」の正式なデビューアルバム。
Heemannのレーベル「Streamline」からアナログオンリーのリリース。
これが普通にアマゾンで入手できるんだから、凄い世の中になったもんだ(笑)。
昔だったら、それ相当の専門店や、レーベル直でしか買えなかっただろう。
20年前は、間違いなくそれしか方法は無かったし。

ドローンではあるがアンビエントではない。ハーシュほど騒々しくない。
中途半端な感じに捉えられるかもしれないが、この微妙な音加減は保つのは難しく、
そのバランス感覚は、聞いてて極上のトリップ感を与えてくれる。
最近のノイズドローン系の中では何度も聞きかえす、今年前半のベストの一枚。

ただ、「様々なフィールドレコディング等を用いて制作された」らしいのだが、
どの音が「フィールド」での音なのか判らん(笑)

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」のナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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