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「Richard Hell and The Voidoids/Destiny Street Complete」 2021年の入手モノ

Richard Hell and The Voidoids/Destiny Street Complete(Omnivore Recordings OVLP-410)(2CD)(新品)
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ニューヨーク・パンクのアイコンとしても有名なリチャード・ヘル。
彼のバンド、ヴォイドイズの2ndアルバム「Destiny Street」がようやく再発。
しかもオリジナルに加えて、2009年にリリースされたリペア版の他に、
2021年Remix版、デモテイク&More集を加えた2CDでリリース。
ヘル・ファンとしては入手せずにはいられないアイテムだったが、
この2ndはそもそも名盤とされる1st「ブランク・ジェネレーション」と比較して著しく評価が低い。
なぜなら、この2ndがリリースされたのは1982年。
つまりポストパンク、ニューウェイヴの嵐が吹き荒れていた最中。
そんな時期に旧態依然としたパンクを引き摺ったままのサウンドをもってこられても、
そりゃ見向きもされないだろう。
ところが自分はこの2ndを1stより先に買ってしまって聞き込んでしまっていた。
後に1stも聞くのだが、よりパンク色の強い2ndが当時は好きだった。
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※デジパック・インナーのライブ・フォト メンバーの立ち姿がカッコいい。

オリジナル・ミックスは音が細くてスカスカだったが、今回のRemixではその点が結構改善された。
しかし、ヴォーカル差し替えやギターを加えるなどの改変がみられ、
単純にオリジナル・バージョンの音補正だけの方が良かったんじゃね?とも思った。

リペア版はギターのオーバーダブやボーカル差し替えなどが
ほぼ全編に渡って行われていたのでリリース時に聞いた時は違和感有りまくりだった。
正直「補修」がうまくいってるとは思えなかったのは今回も同じ感想だった。

でもなぁ、やっぱりリチャード・ヘルだから、買っちゃうし聞いちゃうんだよなー。
ハタチそこそこで刷り込まれた音楽は結構根深いものがあるんだよなぁ(苦笑)。
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※デジパック・インナーフォト 2nd裏ジャケのデフ・ショット

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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「GISM/DETESTATION」 2021年の入手モノ

GISM/DETESTATION(RELAPSE RR7466-2)(CD)(新品)
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P1000701 (1)
日本ハードコア・パンクの名盤がLP、CD、K7で再発。
オリジナルLPと1992年の再発CDも既に持ってはいるが、
改めてCDとカセットをレーベル元から購入。
パンクとメタルの橋渡し的存在としても再発が熱望されていたもので、
横山SAKEVI氏監修と謳ったリイシューではあるが、これが実に酷いものだった。

まずは「音質」。
2015年に出たベスト盤「DETERMINATION」に収録されていた「DETESTATION」の曲は、
リマスターされていて迫力のある納得できる音質だったが、
今回の再発盤は比較するまでもなく一聴して直ぐに気付いた。
音圧も無いし音質も籠っていると。
1992年のリイシューCDとオリジナルLPなどを聞き比べてみたが、
1992年版CDも同様に音が籠っていて、ボーナス・トラック曲も同一なのを考慮すると
どうやらこれを(無音部分を削除して)丸々コピーしたとしか思えない。

次に「ジャケット」。
上記フォトを見てもらうと「帯付」と思えるだろうが、これジャケットにそのまま印刷されているのだ。
つまりオリジナルのアートワークを一部隠している改悪バージョン。
オリジナル・ジャケットでの再発を期待した人にとっては、最悪のデザインであろう。

この作品を持っていなくて聞いてみたい人にとっては良いのだろうけど、
こんなふざけたリイシューを本当に横山氏が許したのだろうか?
どうも信じられない。
カセットは手元に残すにしてもCDは早くも売ってしまおうかなぁと考えている最中。


テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「ロスト・アラーフ/LOST AARAAF」 2021年の入手モノ

ロスト・アラーフ/LOST AARAAF(SUPER FUJI FJSP413)(2CD)(新品)
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「灰野敬二と髙橋廣行の監修によるロスト・アラーフ50周年の集大成音源集CD発売」と来たなら
これは「未発表発掘音源か!」と思うのは人として当然のこと。
しかし期待は完全に裏切られてしまった。

購入して聴いてみたらアラびっくり。
4枚組「魂の純愛」に収録されてた2曲と、
PSF「ロスト・アラーフ」の全曲が収録。
つまり、全部既に入手済音源のみで、これには正直ガッカリ。
どちらも既に入手困難なので、まだ聞いたことのない人にとっては
重宝するのだろうけど50周年と銘打つのなら、もっと何とかして欲しかった。
自分にとってはブックレットのライナーや対談しか価値が無かった。
ちなみにLPサイズジャケの限定盤にはこのライナーや対談は付かないとの事。
それ故通常版を入手したのだが、或る意味正解ではあったかも。
今後購入予定の方は充分注意が必要。

音源自体は既発曲ばかりとはいえ内容は勿論悪くは無い。
ただ昔に聞いた時はもっとフリージャズなイメージが有ったが、
今は案外とロック色が強く感じられる。
そして灰野さんの歌が意外と直接的&挑発的な歌詞が多くて、
「いちばんシンプルなパンク」って発言は言い得て妙かと。
ここまで「殺す殺す」って歌ってるとは思わなかった(笑)。
歌詞カードがついているので是非参照されたし。


テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「V.A./都市通信」 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど。

V.A./都市通信(カムイレコード/海賊艇K KZT0001)(CD)(新品)
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今年リリースされた再発モノの中で、間違いなく「事件」級の一枚。
自分が「自主制作盤」の世界を知った1981年には既に伝説になっていた。
それも非常に悪い意味での。
ずっと聞きたかった一枚ではあるり、少し前にネットで音源が出回ったが、
やはりそれは「イリーガル」なもの。
再発不可能と言われていたが、昨年10月に突如飛び込んできた情報に驚愕。
SNSで流れてきた下記リンク先ページを読んでいくにつれて、
完全に「大事件」で有る事を確信した。
海賊艇K 謝罪文

そして今年1月に40年の時を経て遂に遂にオフィシャルなCD再発。
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ブックレットも再現

収録された4バンドの全曲とも、当時のポスト・パンク、いやここは敢えて「ニューウェイヴ」と言っておこう、
時代の空気がまるごと真空パックされて劣化せずに保存されていたみたいな、
熱量が迸っている演奏は非常にドキドキさせられた。
決して懐メロなんかじゃない今でも心を刺す「ロック」が詰まっていた。

特に初期のNON BANDの演奏と歌のキュートさは格別(笑)。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

FRANK ZAPPA/THE HOT RATS SESSIONS 2020年の入手モノ

2020年に入手したレコードやCDなど

FRANK ZAPPA/THE HOT RATS SESSIONS (Universal Music ZR20032)(6CD BOX)(新品)
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フランク・ザッパの作品の中でも入門編としても最適な名作の、
レコーディング・セッションの音源をこれでもかと詰め込んだ6CD BOX。
リリース時の1969年には最先端であった16トラック・レコーダーを駆使してなんたらという説明も野暮なほど、
サウンドを作り上げていく過程が見えるようで、その未完成な部分も含めてワクワクしながら
CD6枚あっというまに聴き通した。
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オリジナル盤を知っていれば、より完成までの「過程」を楽しめる。
っていうか、こんなものが聞ける時が来ようとは思わなかった。
細かな発見を見つけようと、今後も何度も聞き直すのだろうと容易に予想できる。


テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

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プロフィール

music freak out

Author:music freak out
新潟県の燕三条FM「ラジオは~と」にて、
通常のFMではまず流れないであろう音楽の数々を
独自の選曲で15年間オンエアーされていた異色音楽番組「music freak out」の
ナビゲーターだった「ナゴヤ」のエッセイなど。

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