music freak out
music freak out(通称「MFO」)
1998年10月
新潟県県央地区の燕三条FM「ラヂオは~と」にて、
前身番組「ロック名曲座」オンエアー開始。
1999年4月より番組名を「music freak out」と改める。
表舞台には出て来難いが、素晴らしい個性を持った
音楽の数々は確かに全世界に存在する。
そんな曲の数々を、ロックを中心に独自の選曲で
お届けする、1時間の音楽プログラム。
ヒットチャートは完全無視でオンエアー。
2013年9月27日、15年間に渡る放送を終了。
http://www.heart768.com/
以前のブログは下記のページです。アーカイブとして御覧下さい。
http://star.ap.teacup.com/758mfo/
1998年10月
新潟県県央地区の燕三条FM「ラヂオは~と」にて、
前身番組「ロック名曲座」オンエアー開始。
1999年4月より番組名を「music freak out」と改める。
表舞台には出て来難いが、素晴らしい個性を持った
音楽の数々は確かに全世界に存在する。
そんな曲の数々を、ロックを中心に独自の選曲で
お届けする、1時間の音楽プログラム。
ヒットチャートは完全無視でオンエアー。
2013年9月27日、15年間に渡る放送を終了。
http://www.heart768.com/
以前のブログは下記のページです。アーカイブとして御覧下さい。
http://star.ap.teacup.com/758mfo/
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「Richard Hell and The Voidoids/Destiny Street Complete」 2021年の入手モノ
Richard Hell and The Voidoids/Destiny Street Complete(Omnivore Recordings OVLP-410)(2CD)(新品)

ニューヨーク・パンクのアイコンとしても有名なリチャード・ヘル。
彼のバンド、ヴォイドイズの2ndアルバム「Destiny Street」がようやく再発。
しかもオリジナルに加えて、2009年にリリースされたリペア版の他に、
2021年Remix版、デモテイク&More集を加えた2CDでリリース。
ヘル・ファンとしては入手せずにはいられないアイテムだったが、
この2ndはそもそも名盤とされる1st「ブランク・ジェネレーション」と比較して著しく評価が低い。
なぜなら、この2ndがリリースされたのは1982年。
つまりポストパンク、ニューウェイヴの嵐が吹き荒れていた最中。
そんな時期に旧態依然としたパンクを引き摺ったままのサウンドをもってこられても、
そりゃ見向きもされないだろう。
ところが自分はこの2ndを1stより先に買ってしまって聞き込んでしまっていた。
後に1stも聞くのだが、よりパンク色の強い2ndが当時は好きだった。

※デジパック・インナーのライブ・フォト メンバーの立ち姿がカッコいい。
オリジナル・ミックスは音が細くてスカスカだったが、今回のRemixではその点が結構改善された。
しかし、ヴォーカル差し替えやギターを加えるなどの改変がみられ、
単純にオリジナル・バージョンの音補正だけの方が良かったんじゃね?とも思った。
リペア版はギターのオーバーダブやボーカル差し替えなどが
ほぼ全編に渡って行われていたのでリリース時に聞いた時は違和感有りまくりだった。
正直「補修」がうまくいってるとは思えなかったのは今回も同じ感想だった。
でもなぁ、やっぱりリチャード・ヘルだから、買っちゃうし聞いちゃうんだよなー。
ハタチそこそこで刷り込まれた音楽は結構根深いものがあるんだよなぁ(苦笑)。

※デジパック・インナーフォト 2nd裏ジャケのデフ・ショット

ニューヨーク・パンクのアイコンとしても有名なリチャード・ヘル。
彼のバンド、ヴォイドイズの2ndアルバム「Destiny Street」がようやく再発。
しかもオリジナルに加えて、2009年にリリースされたリペア版の他に、
2021年Remix版、デモテイク&More集を加えた2CDでリリース。
ヘル・ファンとしては入手せずにはいられないアイテムだったが、
この2ndはそもそも名盤とされる1st「ブランク・ジェネレーション」と比較して著しく評価が低い。
なぜなら、この2ndがリリースされたのは1982年。
つまりポストパンク、ニューウェイヴの嵐が吹き荒れていた最中。
そんな時期に旧態依然としたパンクを引き摺ったままのサウンドをもってこられても、
そりゃ見向きもされないだろう。
ところが自分はこの2ndを1stより先に買ってしまって聞き込んでしまっていた。
後に1stも聞くのだが、よりパンク色の強い2ndが当時は好きだった。

※デジパック・インナーのライブ・フォト メンバーの立ち姿がカッコいい。
オリジナル・ミックスは音が細くてスカスカだったが、今回のRemixではその点が結構改善された。
しかし、ヴォーカル差し替えやギターを加えるなどの改変がみられ、
単純にオリジナル・バージョンの音補正だけの方が良かったんじゃね?とも思った。
リペア版はギターのオーバーダブやボーカル差し替えなどが
ほぼ全編に渡って行われていたのでリリース時に聞いた時は違和感有りまくりだった。
正直「補修」がうまくいってるとは思えなかったのは今回も同じ感想だった。
でもなぁ、やっぱりリチャード・ヘルだから、買っちゃうし聞いちゃうんだよなー。
ハタチそこそこで刷り込まれた音楽は結構根深いものがあるんだよなぁ(苦笑)。

※デジパック・インナーフォト 2nd裏ジャケのデフ・ショット
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
「King Crimson/THRAK」 2021年の入手モノ
King Crimson/THRAK(Panegyric KCLPX13)(2LP)(新品)


1995年にリリースされた再々結成クリムゾンのフルアルバムだが、
このアナログ盤がアマゾンで格安で売られていたので、つい魔が差して購入。
2019年にリリースされたもので、調べたらアナログでの再発は初との事。
とっくにアナログ化はされてると思ったので意外だった。
リアルタイムでCDを買って、当時は結構聞いたはずなのに(一時手放したが)、
今回聞き直してかなり印象が違った。
ダブル・トリオ編成を凡そ左右に振り分けたMIXではあるが、
これが異様なまでに「どうかしている」MIXなのを再発見。
こんな変な音配置だったっけ、こんな音鳴っていたっけ、と
何度も聞き直す始末。
多くの楽器の音が重ならず同時にあっちこっちで鳴っている、
と言うと判ってもらえるだろうか。
「ヌーヴォ・メタル」の名にふさわしく、「RED」以上にヘヴィーに迫ってくる。
いや、これこんな良いアルバムだったけ?と昔の自分を叱りたい今日この頃。
アナログの音質なのも耳に馴染んで聞ける理由かも。
と言う訳で、昔の自分に自戒を込めつつ、ヘビロテ中。


1995年にリリースされた再々結成クリムゾンのフルアルバムだが、
このアナログ盤がアマゾンで格安で売られていたので、つい魔が差して購入。
2019年にリリースされたもので、調べたらアナログでの再発は初との事。
とっくにアナログ化はされてると思ったので意外だった。
リアルタイムでCDを買って、当時は結構聞いたはずなのに(一時手放したが)、
今回聞き直してかなり印象が違った。
ダブル・トリオ編成を凡そ左右に振り分けたMIXではあるが、
これが異様なまでに「どうかしている」MIXなのを再発見。
こんな変な音配置だったっけ、こんな音鳴っていたっけ、と
何度も聞き直す始末。
多くの楽器の音が重ならず同時にあっちこっちで鳴っている、
と言うと判ってもらえるだろうか。
「ヌーヴォ・メタル」の名にふさわしく、「RED」以上にヘヴィーに迫ってくる。
いや、これこんな良いアルバムだったけ?と昔の自分を叱りたい今日この頃。
アナログの音質なのも耳に馴染んで聞ける理由かも。
と言う訳で、昔の自分に自戒を込めつつ、ヘビロテ中。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
「GISM/DETESTATION」 2021年の入手モノ
GISM/DETESTATION(RELAPSE RR7466-2)(CD)(新品)


日本ハードコア・パンクの名盤がLP、CD、K7で再発。
オリジナルLPと1992年の再発CDも既に持ってはいるが、
改めてCDとカセットをレーベル元から購入。
パンクとメタルの橋渡し的存在としても再発が熱望されていたもので、
横山SAKEVI氏監修と謳ったリイシューではあるが、これが実に酷いものだった。
まずは「音質」。
2015年に出たベスト盤「DETERMINATION」に収録されていた「DETESTATION」の曲は、
リマスターされていて迫力のある納得できる音質だったが、
今回の再発盤は比較するまでもなく一聴して直ぐに気付いた。
音圧も無いし音質も籠っていると。
1992年のリイシューCDとオリジナルLPなどを聞き比べてみたが、
1992年版CDも同様に音が籠っていて、ボーナス・トラック曲も同一なのを考慮すると
どうやらこれを(無音部分を削除して)丸々コピーしたとしか思えない。
次に「ジャケット」。
上記フォトを見てもらうと「帯付」と思えるだろうが、これジャケットにそのまま印刷されているのだ。
つまりオリジナルのアートワークを一部隠している改悪バージョン。
オリジナル・ジャケットでの再発を期待した人にとっては、最悪のデザインであろう。
この作品を持っていなくて聞いてみたい人にとっては良いのだろうけど、
こんなふざけたリイシューを本当に横山氏が許したのだろうか?
どうも信じられない。
カセットは手元に残すにしてもCDは早くも売ってしまおうかなぁと考えている最中。


日本ハードコア・パンクの名盤がLP、CD、K7で再発。
オリジナルLPと1992年の再発CDも既に持ってはいるが、
改めてCDとカセットをレーベル元から購入。
パンクとメタルの橋渡し的存在としても再発が熱望されていたもので、
横山SAKEVI氏監修と謳ったリイシューではあるが、これが実に酷いものだった。
まずは「音質」。
2015年に出たベスト盤「DETERMINATION」に収録されていた「DETESTATION」の曲は、
リマスターされていて迫力のある納得できる音質だったが、
今回の再発盤は比較するまでもなく一聴して直ぐに気付いた。
音圧も無いし音質も籠っていると。
1992年のリイシューCDとオリジナルLPなどを聞き比べてみたが、
1992年版CDも同様に音が籠っていて、ボーナス・トラック曲も同一なのを考慮すると
どうやらこれを(無音部分を削除して)丸々コピーしたとしか思えない。
次に「ジャケット」。
上記フォトを見てもらうと「帯付」と思えるだろうが、これジャケットにそのまま印刷されているのだ。
つまりオリジナルのアートワークを一部隠している改悪バージョン。
オリジナル・ジャケットでの再発を期待した人にとっては、最悪のデザインであろう。
この作品を持っていなくて聞いてみたい人にとっては良いのだろうけど、
こんなふざけたリイシューを本当に横山氏が許したのだろうか?
どうも信じられない。
カセットは手元に残すにしてもCDは早くも売ってしまおうかなぁと考えている最中。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽
「ロスト・アラーフ/LOST AARAAF」 2021年の入手モノ
ロスト・アラーフ/LOST AARAAF(SUPER FUJI FJSP413)(2CD)(新品)

「灰野敬二と髙橋廣行の監修によるロスト・アラーフ50周年の集大成音源集CD発売」と来たなら
これは「未発表発掘音源か!」と思うのは人として当然のこと。
しかし期待は完全に裏切られてしまった。
購入して聴いてみたらアラびっくり。
4枚組「魂の純愛」に収録されてた2曲と、
PSF「ロスト・アラーフ」の全曲が収録。
つまり、全部既に入手済音源のみで、これには正直ガッカリ。
どちらも既に入手困難なので、まだ聞いたことのない人にとっては
重宝するのだろうけど50周年と銘打つのなら、もっと何とかして欲しかった。
自分にとってはブックレットのライナーや対談しか価値が無かった。
ちなみにLPサイズジャケの限定盤にはこのライナーや対談は付かないとの事。
それ故通常版を入手したのだが、或る意味正解ではあったかも。
今後購入予定の方は充分注意が必要。
音源自体は既発曲ばかりとはいえ内容は勿論悪くは無い。
ただ昔に聞いた時はもっとフリージャズなイメージが有ったが、
今は案外とロック色が強く感じられる。
そして灰野さんの歌が意外と直接的&挑発的な歌詞が多くて、
「いちばんシンプルなパンク」って発言は言い得て妙かと。
ここまで「殺す殺す」って歌ってるとは思わなかった(笑)。
歌詞カードがついているので是非参照されたし。

「灰野敬二と髙橋廣行の監修によるロスト・アラーフ50周年の集大成音源集CD発売」と来たなら
これは「未発表発掘音源か!」と思うのは人として当然のこと。
しかし期待は完全に裏切られてしまった。
購入して聴いてみたらアラびっくり。
4枚組「魂の純愛」に収録されてた2曲と、
PSF「ロスト・アラーフ」の全曲が収録。
つまり、全部既に入手済音源のみで、これには正直ガッカリ。
どちらも既に入手困難なので、まだ聞いたことのない人にとっては
重宝するのだろうけど50周年と銘打つのなら、もっと何とかして欲しかった。
自分にとってはブックレットのライナーや対談しか価値が無かった。
ちなみにLPサイズジャケの限定盤にはこのライナーや対談は付かないとの事。
それ故通常版を入手したのだが、或る意味正解ではあったかも。
今後購入予定の方は充分注意が必要。
音源自体は既発曲ばかりとはいえ内容は勿論悪くは無い。
ただ昔に聞いた時はもっとフリージャズなイメージが有ったが、
今は案外とロック色が強く感じられる。
そして灰野さんの歌が意外と直接的&挑発的な歌詞が多くて、
「いちばんシンプルなパンク」って発言は言い得て妙かと。
ここまで「殺す殺す」って歌ってるとは思わなかった(笑)。
歌詞カードがついているので是非参照されたし。
テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽